記録所。

ブロマガからの移転記事です。

あなたがいるから、わたしはここにいる。 (第13回俺達の少女A 全音源感想+α)





皆様こんばんは、59です。小日向美穂で送って落選しました。
第6回から出させていただいて、落選は第10回(橘)に続く二回目ですが、
今回はやりたいことをやりきっての落選なので悔いはないです。
他人の努力の中身を知らないのに、努力したなんて言うのは絶対嫌だ!って音源を送って、
努力に負けました。言うことないですw

とはいえ、やっぱり採用されたいですね、次は負けませんよ皆様。
投稿者はみんなライバル。戦う相手が、みんながいるからわたしも上を目指せる。
自分が一番だってことは譲りたくないですからね。フフーン!



というわけで第13回俺達の少女A、おつかれさまでした。
毎度恒例の全音源感想を書きたいと思います。20件って書きやすくていいね……w
敬称略にて失礼します。



……



0.プリンゴ/木場真奈美
 きばーーーーーーーーー!!! まなーーーーーーーみーーーーーーー!!!
 何回聴いても元気が出る。すき。

1.ミツ/大石泉
 個人的にずっと待ってた大石泉プレゼン。まっとうに「紹介」でしたね。
 自分が本当に望んでいること。それを見つけるのって、簡単なようで難しい。

2.おにぎり食べ食べ丸/輿水幸子
 開幕、幸子のあり方の話が出て勝利を確信しました。幸子の生き方はかっこいい。
 自分が一番である、とは誰しもが心のどこかで思っているでしょう。
 だから、そんな自分に嘘をつかない幸子の背中は大きく見えるし、そうありたい。
 痛快なプレゼンでした。

3.屋良斗/岸部彩華
 過去に何があろうとも、ファンには綺麗なところだけを見てほしい。
 本人が見られたくないものを覗こうとするのはきっと無粋。知るばかりが全てではない。
 過去と共に語ることが多い少女Aだから尚更、わたしは感じるところがあります。

4.ペッパー/首藤葵
 待ちに待った首藤葵音源。
 大分をそこまで知らないってことないと思いたいけど、そーでもないのかねえw
 方言かわいかったです。アイドルと同郷っていいですね。

5.ンピゥセ/砂塚あきら
 twitter探したら既にフォローしてて、誰かと思えばあなたでしたか。
 自分のありのままを受け止めるのってなかなかできないことですよね。

6.ドクササコ・ラファエ朗・suzakuOG・アリサ/星輝子
 連名からのラジオ形式だったので警戒してしまったのは古参の悪い癖ですね。
 ありそうでなかった楽曲からの切込み、なんというか「やられた」って感じでした。
 大変失礼いたしました。ちなみにわたしもきのこ派です。

7.星野流人/藤本里奈
 アイドルとガテンの共通点「道」に焦点を当てたエモプレゼン。
 おっぱいの影に隠れがちですが、この方はしっかりと前を見据えているんですよね。

8.戯念/涼宮星花
 心が震えた音。
 誰しもが感じたことがあるでしょうそれを、こうしてプレゼンに具現化する戯念節。
 言葉を組み上げる力が本当にすさまじくて、毎度毎度悔しい思いをさせられます。
 言葉の力は偉大だと言うけれど、言葉で伝わらないもどかしさのほうが強くて。
 自由に使いこなせる戯念さんが羨ましいです。くそう勝てない負けたくない。

9.やーまP/辻野あかり
 二位じゃ覚えてもらえない。だから人は頂を目指す。
 わたしも努力嫌いなので多少気持ちがわかる……気がしてしまうのですがきっと違くて、
 どこまでを努力と思うかは人それぞれだと思います。便利な言葉は個人差が大きくて、
 この定義を洗うと一回り二回り深みが出る気がしています。

10.デレマスマル秘情報/辻野あかり
 今回の少女A流行語大賞ノミネート間違いなし「農協の山川」
 地元の人の声援シリーズは過去にもちょこちょこありましたが、
 男声一本しか使えないことがこんなにも武器になるとは……思い知らされました。


……


11.柚架/神崎蘭子
 神崎蘭子の言葉ってこんなに体系化できるのか……
 ここまで紐解いたことに純粋に感心してしまいました。まっとうに講座。

12.サマキル/メアリー・コクラン
 大和撫子のくだりははっとしました。読めてるからこその間違い方なんですね。
 日本語話者ゆえに気づきにくいポイントに気づかせてくれたことに感謝。

13.ハナイチゲ/岸部彩華
 なるほど、盛る=アイドルの魅力を発揮させる=俺達の少女Aと。
 ということは、わたしたちは岸部彩華だったんですね(違います)

14.ヒロセ/野々村そら
 プレゼンを通してキュートだなあ! って思っていましたが、この子パッションだ……
 アイドルに合わせてガラッとプレゼンスタイルを転換してくるとは、こやつ、できる。
 その器用さ、脳みそを自由に使っている感じがうらやましい。
 全身を使ってアイドルを体現する。それは北川真尋でも野々村そらでも通ずるのかも。

15.くまたろう/八神マキノ
 今回ひとつだけ選ぶならこちら。プレゼンにはいろいろな刺さり方があると思いますが、
 このプレゼンは「この子に触れてみたい」と思わせる方面の刺さり方をしました。
 アイドルの行動の背景にある根っこの感情って、きっと普遍的なものなんですよね。
 先の星花さんのプレゼンではありませんが、「わたしの好きな音がしました」

16.りっぷる/首藤葵
 すでに地盤がある子が変化するのはなかなか難しい。それでも首藤葵は柔軟に対応した。
 そんな器用さと方言が治らない不器用さのギャップが彼女の魅力なのかな、なんて。

17.黒土P/五十嵐響子
 黒土節。3分きっちり笑わせていただきました。ほんと大好き。
 心の内に何を込めていても、ひとたびライトの下に出ればみんな大好き黒土P。
 ある意味アイドルよりアイドルらしい御仁です。そりゃアイドルもついてくるって。

18.夢芽/涼宮星花
 演じ分け半端ねえ……まっすぐに涼宮星花に憧れて、真っすぐにその背中を追いかけて。
 それは次元の壁をも超えて、自分の未来に繋がっていく。
 人生を動かされる瞬間は、どこにあるかわかりませんね。素晴らしい。

19.AstonGT/木場真奈美
 高橋礼子プレゼンでおなじみのAstonさん。
 普段は割れたガラスを素手で握って殴ってくるようなイメージがあるのですが、
 礼子さんから一歩離れるとクールな強さを見せてくるのずるいですよ。

20.つとむ/斉藤洋
 努力はしている。でもその努力が楽しい。だからずっと続けられる。
 努力を続ける秘訣って色々あると思いますが、この方は斉藤洋子にそれを見出した。
 やられました。



……



以上20件でした。あっという間でしたね。
第5回から少女Aを聴かせていただいていますが、やっぱりやめられません。
今回は開催自体が危ぶまれていただけに、御三方のご尽力には感謝してもしきれません。
わたしは不採用となりましたが、思うことがあるんです。


 わたしは、俺達の少女Aがあったから、今ここにいる。


少女Aに投稿して、たくさんのあったかい声をいただいて勇気をもらって、
選考ルールができるくらいにたくさんのライバルがいて、
そのライバルたちと全力で競い合って、嬉しくなったり悔しくなったりして。

わたしが少女Aを知ってから丸4年。確かに10回、13回と落選しました。
ですがこんなにも幸せな気持ちになっているのはこの4年間があったからだし、
この4年間のデレマス人生の中心にあった「俺達の少女A」があったからだし、
「俺達の少女A」のもとに集まったたくさんの温かくて強い人たちがいたから。



わたしは正直ロクでもない人生を歩んできました。自分から踏み外したという意味で。
そんな自分がこんなにも幸せを享受できているのは、
幸せを受け止めることを教えてくれたみなさまがいたからです。

少女Aからたくさんの派生企画が生まれ、たくさんの方の気持ちを聴く機会が増えました。
そこで、わたしはみなさまから愛されてることに気づきました。
幸せを受け止めきれなくて夜泣きしたこともありました。
嬉しくて泣く日が来るなんて、昔の自分では考えられない事でした。

どんな人にも信じる道があって、その好き嫌いや相性はありますが、
それ以上の差は、もしかしたらないのかもしれません。
きっと今ここに書いてることは、見る人が見たらとても当たり前のことだと思います。
そんなことに今まで気づけなかったわたしがいたことも事実ですし、
遅くはなりましたが、気付けるようになった自分が嬉しいです。



そのきっかけをくれたのは紛れもなく「俺達の少女A」に他なりません。
2016年の春、わたしは自業自得によって、とても幸せとは程遠い孤独の淵にいました。
そんな灰の中で聴いた第5回俺達の少女A。
大トリのYOSSYFLAMEさんの音源を聴いて、わたしの音源づくりが始まりました。

それからしばらくは棘が抜けず、投稿者さんと喧嘩してしまったこともあります。
わたしのわがままで傷つけた人はとても両手では数えられません。
それでもみなさまはわたしを受け入れてくださり、わたしは投稿を重ねました。
59の歩みは、常に少女Aと、そこに集まる人々と共にありました。

これまで59と関わってくださった全ての皆様に感謝します。
わたしをここまで連れてきてくださり、ありがとうございました。
連れてきたつもりはないと思いますが、わたしが勝手についていきました。
わたしができることは音源を投稿することだけですが、投稿することはできます。
どこかでお会いすることがありましたら、どうぞよろしくお願いします。



……こんなことをここに書いていること自体がわたしのワガママです。
感謝だのなんだの言いつつ、わたしはずっとワガママばかり言っていますね。
こんなワガママ野郎に付き合ってくれる温かい皆様に幸あれ。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。



――59(ごきゅう)――