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ブロマガからの移転記事です。

【モバマス考察妄想】佐久間まゆがアイドルになる前の話を妄想してみる。

どうもわたしです。
当方みりあPのはずなのですが、
最近すっかり佐久間まゆがお株を奪った感があって少し怖い今日この頃です。
佐久間まゆPを名乗るのも恐れ多いのですが、みりあPにも申し訳がですね。




16歳 153 78-54-80 A型 両利き 9/7 宮城




というわけで、今やうちのメーンアイドルの一角となった佐久間まゆについて、
いろいろ盛大に妄想してみようと思います。

今回考察・妄想するのはあくまでも、うちの佐久間まゆです。
まゆについては色々解釈がありますし、時と共に変化していく子ですし、
どの佐久間まゆ佐久間まゆですから、どんなまゆでも好きになってくれるのは嬉しいです。
今回はあくまでも(というか毎回そうですが)、
「うちの佐久間まゆ」についてあれこれ考察したところから盛大に妄想します。
もし皆様の佐久間まゆと共感されるところがありましたらば幸いです。








佐久間まゆを見ていく上で凄く気になっているのが、

*どうして読モになったのか
*まゆの「運命の人」はPだけしかいないのか(過去にいたのではないか)

この2点。
佐久間まゆという人を紐解くにあたって、
ここを知ることはとても大きいと勝手に考えてみました。



まず。
佐久間まゆは集団の中で、それほど目立つ子ではありません。
割といろんな子と絡むので忘れがちですが、まゆはアンダーザデスク勢です。
活動的ではありますがそれはあくまでもPに向けてのものであり、
集団の中で目立つ子ではない、恐らくクラスの中でも地味な子という分類だったでしょう。




では、そんな子が読者モデルをやろうと思ったきっかけは何なのでしょう。
読モからアイドルに転籍した理由は「P」という明確なものがありましたが、
ただの佐久間まゆから読モになる明確な理由は語られていなかったはず。

まゆを評価する言葉として「Pが絡まなければいい子」というのがありますが、
彼女はP以外が相手の時はほとんど自己主張しません。
更にまゆは「想いを伝えるのが下手(キュート・ブライド)」と自分で言っている。
このあたりからわたしは、まゆは自分から読モになる理由がないと思っています。


となると、まゆが読モになるには他力が必要になる。
真っ先に浮かぶのは両親ですが、この線は薄そうな気がします。
親から愛されてる系の子は、セリフでもわりと家族の話をすると思いますが、
まゆのセリフに両親を思わせるようなものがほとんどありません。
また、読モからアイドルに転籍するにあたって、
 「親も説得してきました(ぷちエピ)
と言っているのですが、自ら子供を読モにするほど芸能活動に理解がある親であれば、
転籍をむしろ喜ぶのではないか。少なくともわざわざ説得しましたと言うほどには……

以上の線から、わたしの中では両親説は除外。
まゆが元々地味な子だったとするならば、友達説も除外して考えていいと思っています。


となるならば、スカウト。
想いを伝えるのが苦手で地味な子・佐久間まゆをスカウトした人がいるのではないか。
 「モデルの頃から撮影って大好き♪(初期R)
 「地元仙台の海もいいところなんですよ(永遠+)
 「モデル上がりは演技が下手って言われて……失礼しちゃう(夏の+)
のように、まゆはモデル時代については割と好意的に捉えてる節があります。
つまりまゆにとって、読モを始めたことが人生の転換点だった可能性は高い。



~ちょっと寸劇~


 ――草かき分け歩き続けたこの道が 全てだったから
 ――本当の自分をさらけ出すのは怖かった


宮城県のとある町に、佐久間まゆというひとりの女の子がいました。
かわいくて、優しくて、まじめで、けれどもクラスの中では目立たない子でした。
彼女が静かに暮らしていたある日、町で「モデルをやらないか」と声を掛けられました。
優しいまゆは断ることができませんでした。
いいえ、もしかしたらみんなの注目を集める存在に、まゆは憧れていたのかも知れません。
その人に導かれるままに、まゆは読者モデルになりました。

 ――だけどあの日あなたと出会い笑顔に触れ 心は溶けて
 ――こんなに自分が優しくなれるとは思わなかった

するとどうでしょう。
クラスの中で目立たなかった佐久間まゆちゃんは、一躍学校中の有名人に。
教室の隅でただ見ているだけだった佐久間まゆは、
みんなから見てもらえる存在になりました。
今まで見ていることしかできなかった世界に、まゆ自身が立つことができました。
 「雑誌見たよ」「かわいかった」「次はどんなカッコするの?」「サインちょーだい」
いろんな人が言ってくれました。ほめてくれました。
まゆを見る人はみんな嬉しそう。嬉しそうな顔を見るまゆもまた、嬉しかったと思います。
あの人に出会って、佐久間まゆの運命が変わりました。
そんな幸せな世界にまゆを導いてくれた人が……



~寸劇終わり~



「運命の人じゃなかった」と果たして言い切れるでしょうか。



もしまゆが読モになる理由がスカウトで、もし男性だったとしたら。
その人が最初の「運命の人」であった可能性は高いと思っています。
何より、

 「アイドルになる前は、ただ見られるだけの子でした」
 「でも、それだけじゃ手に入らないものがあるって気付いたんです」
 「だから今は……歌います、踊ります♪ 苦手なダンスだって……頑張るんだから」

という、ミニオンルージュの台詞がすごく意味深。
見られているだけでは手に入らなかったものがある。
手に入れたいから、いろんな事を頑張る。
もしかしたらまゆ特有の細かな気配りも、この頑張りから身につけたのかも知れません。

 ――私の願いなんて単純なものだよ いつも通りに…

なにかと「愛」「想い」「赤い糸」など恋愛を連想するワードの多い彼女ですが、
「大好き」という言葉を面と向かって使いません。
モバマスではCDデビューの台詞で唯一ありますが、それもはぐらかしています。
まゆはまっすぐに大好きって言わないんです。
相手が困るような自己主張はせず、誰かを貶めようともせず、
佐久間まゆは自分が成長することで自分を見てもらおう、好きになってもらおうという、
ある意味で恋愛の成功から一番遠い道を選んでいるんです。
その原動力も「見られているだけでは手に入らなかったもの」を手に入れるためだとすれば



ならば、手に入らなかったものって何だ。



「運命の人の隣にいること」である可能性はないか。

 ――あいくるしい人に会えたから
 ――運命は 素敵なようで悲しく思えました

ただの女の子だった佐久間まゆを、輝く舞台へスカウトしてくれた人。
結婚かなにかでその人と結ばれない状況ができてしまって、
もしかしたらそこで初めて恋心があったことに気付いて、ショックを受けたのではないか。
毎日が楽しくて読者モデルの仕事をしていたつもりが、
いつの間にか、あの人を追いかけていたんだ、と気付いたときにはもう遅くて。
あの人の隣にいるのはまゆじゃないって思ったら、きっと辛くて。

そんな折に、Pに出会ってしまった。運命を感じる人と出会ってしまった。
まゆは、あの人の隣にいたい。
もう失敗しない。
カード初期のまゆが「はしりすぎた」のは、そんな想いが強すぎたからではないか。
今度は最初から恋心を持ち、恋に走り、やがて冷静さを取り戻した。
でもそれでもまゆは、自分の口から「大好き」って伝えられない子ですから、
自分を磨くことであの人に振り向いてもらおうとするしかなかったのではないか。

さらにまゆは、Pがまゆを真剣に見てくれている事に気付いたんだと思います。
「アイドル佐久間まゆ」として真剣に見てくれていることに。

 ――あなたの気持ちなんて分かってるつもりだよ
 ――そばにいたから…


そしてまゆは、結ばれないと気付いてしまったんです。
でももう同じ過ちは繰り返さない。
永遠のキズナでまゆはアイドルとして、Pの隣に居続ける決断をした。
一人の女性としてPの隣には居られなくても、
「アイドル佐久間まゆとして「プロデューサーの隣」だけは譲らない、譲れないと。

 ――特別じゃないけれど 当たり前の幸せ 選んでみたんだ
 ――「やっぱ君は最高のトモダチだ」とあなたが笑うから 笑う

 ――あいくるしい人に会えたから
 ――永遠を 確かめるように背中を見つめてみた
 ――急になんか正解の風に流されたような
 ――私の願いなんて単純なものだよ
 ――いつも通りに… いつも通りに…


「あいくるしい」聴いてっとね、涙が出るんですよ。
これって佐久間まゆの成長物語だと思うんです。
ほんと凄く頑張ってるよね、健気だよねって思うと同時にとても切なくて、
お前もうちょっと違う生き方もあっただろ……辛かったろって思うんです。
抱きしめたくなるんです。
でもまゆが沈黙を守っている以上、こちらからは何もできません。
わたしはただ黙ってまゆの隣に居ることしかできないんです。
いつも通りにね……



いろいろ論理の飛躍はあると思います。拡大解釈過ぎるところもあると思います。
ただわたしは、面と向かって想いを口にできない佐久間まゆが、
なんでもない会話の端々に想いを込めていると思うと、すごくキュンとするんです。
かわいいなあって。

そんな、わたしの佐久間まゆ妄想でした。
ここまでもっともらしく語ってきましたが、
この話、まゆが読モを始めた理由がスカウトじゃなかったら全て破綻しますからね。



これを書きながら、まゆがさらに愛おしくなりました。
まゆPの先輩方とはいずれお話をしてみたいものです。

ここまで見てくださった皆様、ありがとうございました。
長くなってしまってすみませんでした。
それでは。