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ブロマガからの移転記事です。

【モバマス考察妄想】輿水幸子の「カワイイ」の裏側。


14歳  142 74-52-75  B型  左利き  11/25  山梨



どうもわたしです。
今回のモバマス妄想・考察輿水幸子
アイドルはわりと苗字で呼びたい派のわたしですが、
幸子は幸子って呼んでしまうのは何故でしょう。輿水って呼びにくくも被りもないのに。


それにしても、キュート勢のパワーってどこからくるんでしょうね。
確かに可愛いし、興味はあるんあけど先に進まない。好きになるまでにはならないんです。
でも何かが足りないと見せかけて実は蓄積されてるらしくて、
全身を響かす大きな一発があれば、ぷよぷよの連鎖みたいに一気に爆発するんです。
担当と言うほどでもなく遠くから眺めてると、ある日突然惹き込まれてびっくりします。
謎。本当に謎です。

ちなみにわたしが幸子に惹き込まれたきっかけはこの漫画。
TLに流れてきたのを画像だけ保存したせいで作者も分かりませんが……
(17.06.16追記 サラマンダ先生の漫画と判明しました。大好きです)




さて妄想のお時間。

まず抑えておくべき事として、幸子は「カワイイ」ということ。
最初は何か使い分けがあるのかなあと思っていたのですが、どうやら違うみたいで。
 「可愛いとかかわいいとかより、ボクのカワイイが一番なんです(ギャル)
幸子にとってカワイイはカワイイであって、他の言葉ではかえられない。
それほどまでにカワイイにこだわる理由は何なのでしょうか。
今回はそこら辺を中心に考察・妄想してみたいと思います。



幸子は口を開けばとにかく図々しい子で、
 「(ボクがカワイイことを)知らなかったんですか? 失礼な人ですね!(初期R)
 「女の子の扱い方を知らないなんて可哀相ですね(初期R)
 「とりあえず、褒めてください(カワイイ)
 「ボクがオシャレしてきたんですから、遊園地くらい連れてってください(セクシー)
と、とにかく自己主張が激しい上に甘えることができない子です。
幸子は何でもしてもらえて当たり前なのか、と取って怒る人も少なくないはず。
わたしも第一印象はよくありませんでした。



幸子がこんな発言をする理由。
裕福な環境で何不自由なく育った、というのも大きいでしょう。
そういうキャラで通している、という部分もなくはないでしょう。
ですがそれ以上に大きいなあと思ったことがあります。
それは、幸子が何もできない子だからなのではないかということ。
幸子は色々Pに要求したり、自分がカワイイことをアピールしてきますが、
それ以外の自己主張をほとんどしないんですよね。

むしろ幸子をよくよく見ていくと、
緊張で自分の出番を間違えたり、大吉を引くまでおみくじを何回も引き直したり、
カッパレンタルを見落としてジェットコースターでずぶ濡れになってみたり、
雷が怖かったり、温泉でのぼせたり、泳げなかったり、犬を怖がったり、
家事をなにひとつできなかったり、ノルウェーに行けばホームシックになったり……
ポンコツな部分がとても目立ちます。
 エスカレーター式の私立に通ってますから、アイドル活動も大丈夫ですよ(初期R)
というセリフをわざわざ言うあたり、恐らくですが勉強もできない子だと思います。
趣味に「勉強ノートの清書」とありますが、
美しいノートの書き方にこだわる子って成績不良児が多いんですよw


それでいて下手に出ることができない=自分を落とすことができないという難儀な性格で、
幸子自身がそれを分かっているからこそのカワイイ攻撃なのかなって思ったんです。
かわいいでも可愛いでもなく「カワイイ」にこだわる理由もそこで、
実際学校とかでも、幸子より可愛い子はたくさんいるって幸子自身が恐らく思ってる。
 「ボクがカワイイって証明するのを手伝ってください!(初期R)
こんなことを言うくらいですから。いい子だな幸子は。


だからこその「ボクはカワイイ」なんだと思うんです。
誰かと比べてどうこうではなくて輿水幸子がカワイイって事が重要。
みんながかわいいことも認めながら、
でも輿水幸子にとって一番カワイイのが輿水幸子であることは譲らない。
そう言い続けて、信じ続けて、ようやくそのことを認めてくれる人が現れた。
それがプロデューサーなんじゃないかなって思うんです。



幸子を褒めてくれる人の存在は、恐らく幸子にとっては相当貴重だと思います。
 「○○さんだったらボクの横にいてもいいですよ(初期R)
 「○○さん、ごはんとか連れて行ってくれてもいいんですよ?(初期R)
 「Pさんが怖くないように喋ってあげてるんですよ(天使)
幸子が甘えるときは必ずと言っていいほど、直接的に要求しません。
Pから自発的にやってくれるよう促す発言をしているのですが、唯一例外があって、
 「とりあえず褒めてください(カワイイ)
これだけは、やって欲しいことを直接言っているんです。
それほどに幸子にとって「褒めてもらえる」ことが大切なんだって思いますし、
幸子もそんな人をカワイイなりに一生懸命大切にしてくれるわけです。カワイイな幸子は。



そして、Pにとっても幸子にとっても大博打であっただろう、スカイダイビング。
その前後で、幸子は大きく変わりました。
 「遊園地くらい連れてってください(セクシー)
 「じゃあおねだりしてください(プレゼント)
 「ちゃんとボクだけを見てますか?(ギャル)
 「○○さんも浴衣を着たらどうですか?着てください(美人)
上から来るのは変わりませんが、素直に甘えられるようになるんです。
初期Rが能力無し、「自称・カワイイ」「自称・天使」とデバフ続きだった幸子が、
次のカード「自称・セクシー」から能力がバフに転じるのは偶然ではないと思います。



そして、幸子の本領はここからです。
 「○○さんが不幸だったら、ボクも幸せになれませんし!(幸運)
 「○○さん、オーロラなら出ますよ。ボクがいるんですから!(女王)
今までPにカワイイと褒めてもらい続けた幸子は、
その分の恩返しとばかりにPを励ますような言葉が多く見られるようになります。
恐らくはこれが本心なのでしょうが、初期の幸子はその想いを言葉にできなかった。
なぜならPに対して弱みを見せられなかったから。
何もできない輿水幸子からカワイイが奪われてしまえば、幸子は幸子じゃいられなくなる。
幸子はPの前で、弱み(=カワイくない姿)を見せることが怖かったのではないか。
押し通せるものがカワイイしかなかったから。カワイイな幸子は。


それがスカイダイビングで全て吹き飛んでしまった。
幸子にとってスカイダイビングは、
何もできなかった輿水幸子を払拭するには充分すぎるイベントだったと思います。
オチこそついたものの、見事にスカイダイビングを成功させた幸子が、
カワイイの裏に自信を付けたことは間違いないと思います。
そして、できない側の辛さをよく知っている子でもありますので、
どんな子に対しても、幸子はきっと優しくできると思います。
「幸子は自分アゲはしても他人サゲはしない」という事は知られていますが、
それも幸子が痛みを知っている子だからなんですね。優しいな幸子は。



そして本心が出てくるようになると、幸子のカワイさはさらに増幅されるわけで。
 「フタ閉めないでー(プレゼント)
 「○○さんにレッスンしてもらえば良かったですね(マーメイド)
 「おみくじ代でおこづかい結構減りましたけど!(幸運)
 「ボクがおねーさん……おねーさん……フーン、なるほど(ロワユニット)
 「犬だって慣れれば平気……たぶん(女王)
 「こういうロケなら、また来ても……(女王)
 「ボクも、いつかあれくらい輝いて……(女王)
 「もう少し見てていいですよ。この思い出を……(女王)
あーもーカワイイなあ! ほんとこういうトコ14歳ですよね!
そしてノルウェーアイプロめっちゃ良かったなあほんと!





その上でこのカードを見るとですね、ちょっとくるものがあるんですよ。
なんの陰りも誇張もない、純粋な笑顔をしてるんだぜ……あの幸子がだよ?


 「幸せな子になるよう名付けられました!名は体を表します!(幸運)


幸子がカワイくてわたしは幸せです。
幸子、カワイイぞ!
カワイイの裏側に自信を付けた、輿水幸子の活躍を見逃すなっ!

それでは。