【モバマス考察妄想】桃栗3年柿8年、喜多見柚チャン15歳。
15歳 156 82-57-82 B型 左利き 12/2 埼玉
さて本題の考察妄想。本日は喜多見柚でございます。
こういう話のお約束でございますが、
これらはあくまでもわたしの妄想が多分に乗った考察であり、
公式や皆様の世界線の喜多見柚にはなんら干渉しないものであります。ご理解ください。
この子、ぱっと見の印象って実際どうなんでしょうね。
わりとふんわりユルっとマイペース♪ みたいなところがありますけど、
単純にそういう性格では無さそうだなっていうのが目から感じられて複雑なわたしです。
柚はクリスマスの夜にPからスカウトされるというところから始まります。(※モバ)
「こんな面白いこと、そうそうないよね? アタシ、実はラッキーだったのかな!」
柚は普通に友達もいるでしょうし、現状が嫌!という程ではないでしょう。
ただ柚なりに、現状に対するわだかまりみたいなものは無意識的にずっと持っていて、
不幸だとは思っていないけれど、物足りなさも結構感じている。
柚は賢い子だから、それなりに楽しい今の時間がずっと続くとは思ってないし、
だからといって自分から変えなきゃ……というほど切迫したものもありません。
それが彼女を「クリスマスに一人でぶらつく」という行為に走らせたんだと思います。
「面白いコトないかな!」「おっ、面白そうじゃん!」
だから柚はPのスカウト話に「面白そう」と軽い気持ちで乗ったんだと思います。
軽い気持ちというのが重要だと思ってて、
心の奥底ではなにか思うところがあったとしても、それは無意識での話。
「仕事は厳しすぎも、緩すぎもよくないよねっ」
「がんばりすぎないで楽しむ! 柚のポリシーなんだー」
「LIVEは楽しまないとねっ!」
柚は基本的に人を頼るので、スカウトにおいて重たい話はむしろ逆効果。
山を動かすような力強いスカウトは、柚に関しては必要なくて、
むしろ逆に「へー面白そう、アタシにもワンチャンあるの?」くらいのノリのほうが、
柚をのせるにあたっては丁度いいのでは。
で、アイドルになるわけですが、本当にこの子はフリーダムに動きます。
「ひなあられ、おかわりあるカナ?」
「どっちが多く桜掴めるか競争しよっ」
「うん、よかった! わりと!」
「○○サン、ちょっと指出して……カプッ!」
「柚の味見、ナイショにしとこう! ね、○○サン♪」
「えい、キックキック、カニばさみっ」
「ひっさーつっ! 柚の桃の舞い♪ 我ながらややこしい名前!」
こいつはほんとに……w
ただこういうフリーダムが許されるのが柚の柚たる所以なのかな。
柚は賢い子(2回目)なので無理な要求はしませんし、本気で嫌がることもしません。
見た目軽い気持ちで前向きなので、お姉さん組からすればかわいい妹であり、
年少組からすれば心の広いお姉さんであり、
余裕のない子からすれば腹が立つ存在かもしれません。
「ここは柚が並んどく。だからみんなは何か飲んできて♪」
「ミスしちゃった? ドンマイ! ドンマイ!」
「アタシに続けー♪ 多分ミスるけど」
さりげなーくめちゃくちゃ気遣いしいですしね。
自分に正直にやってるだけに見えますが、この子は競合すると譲る子だと思います。
譲るというのは対立意見に逆らわないという意味ではなく、
例えばラス1の商品に手を伸ばしたときに、誰かと被ったら譲るという意味です。
柚は賢い(3回目)けど、賢いからこそ色々見えちゃって引っ込むのはよくある話。
――みんないたら言わないってば。○○サンに甘える柚なんてヘンでしょ。
――アタシ、ちょっと喜びすぎかもね。でも大丈夫だから。
もうちょっとだけ甘えたら、いつもの柚になるからサ♪
誕生日のこのセリフ。
喜多見柚のセリフでわたしに最も刺さるもの。
柚を見ていて思うのが、なんか幸子みたいだなって。
自分の能力不足を冷静に認めつつも、できないなら他人に頼ればいいって割り切ってる。
嬉しいことは嬉しいってはっきり言いますし、その素直な姿が他人を喜ばせ、
他人がアガることによって柚自身もアガっていく。
「だってホラ、テレるけど嬉しいし♪」
「ホメられると照れる!」
「スタイルいいかぁ……へへ、嬉しい♪」
幸子と柚で大きく違うところがひとつあって、
幸子が自分アゲをすることで相対的に他人をアゲるのに対して、
柚は甘え倒すことによって相手が勝手にアガり、相対的に自分もアガるという点かな。
この子は甘え上手なのか下手なのか……
そして最大のポイントはそれが計算ではないという点で、
柚はあくまでも柚がやりたいようにやっているだけ。
柚の行動によって誰かが変わっても、それはあくまでも「誰か」が勝手に変わっただけ。
あくまでも柚は軽い気持ちで行動したに過ぎません。
本人の中では色々あるかもですが、少なくとも計算ができるほど器用ではないと思います。
柚は賢い(4回目)から先々にある不安要素が割と見えていると思う。
でも論理立てて動こうとすると見えてる不安要素が怖くて思うように動けない。
賢いからこそ臆病、というのはよくある話ですが、柚もこのパターンなのかも。
――女の子なんて星の数ほどいるでしょ?
人混みの中で見つけ出してくれたのは……○○サンなんだよっ!
自己評価が低いから、そんな柚を拾ってくれたことに何度も感謝してくるし、
ちょっとずつ楽しさがわかってきて嬉しくなっていく柚の姿は染みるものがあります。
「柚さ、昔から目立ちたがる子じゃなかったんだ」
たぶん、柚は根暗です。
でも、根暗な自分を愛せる根暗です。
柚は柚が好き。だからみんなを好きになれるし、甘えても許されるのかなーなんて。
悪い男に引っ掛かる可能性が存分にあるのが危なっかしいとも言えますけどねw
他人に求める部分がかなり大きい柚のことですから、
柚に多くを求めたり責任を与えたりすると潰れると思います。
フリーダムに遊ばせておいたほうが、周りが勝手に影響を受けてくれると思うし、
柚自身が勝手に線引きしてくれますからね。
わたしは以前から「柚はお姉さんになれる」と言ってきましたが、
あれについても柚自身が「アタシはお姉ちゃんだ!」って認識しているわけではなく、
周りにいる年少組が勝手に柚をお姉さん認識するんじゃないかっていう話で、
柚自身にそういう打算はないのです。
桃栗三年柿八年、柚の大馬鹿十八年
この精神が、喜多見柚を動かすにあたってのポイントなのかなってわたしは思います。
実はこのことわざ、努力を怠った人間は大成までに時間が掛かるという教訓なのですが、
別に十八年かかったっていいですよね。
努力は誰にでもできるかも知れませんが、
「あなたと同じ努力」は誰にでもできると思ったら大間違いなのです。
「○○サンは、いつでもアタシの元気の素だから♪ 隣にピョコン!」
あーころころ(柚を)
そんな考察妄想でした。
それでは。
(2016.10.1/2017.1.8/2017.3.20修正)