【モバマス考察妄想】乙倉悠貴における可愛いの定義。
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どうもわたしです。
ひさしぶりのモバマス考察妄想、今回は乙倉悠貴について書いてみます。
ハワイアイプロで急上昇してずっと気になっているのですが、よくわかっていないので。
いつもの考察妄想と違い、ほぼほぼ知らない状態からの考察妄想になりますので念のため。
また、これらはあくまでもわたしの妄想が多分に乗ったであろう考察であり、
公式や皆様の世界線の乙倉悠貴にはなんら干渉しないものであります。
「背が高いから目立つって言われましたっ。ほめられてますかっ?」
「あの、並ぶとみんなより頭ひとつ高くてっ、お恥ずかしいですっ」
さて乙倉ちゃん。背が高いことを気にしている……という滑り出しなのですが、
この子、本心ではめっちゃ背伸びしたいだろ。
……というのも服装。ほぼショートパンツなんですよ。
アイドルとして売り出すという意味では彼女の身長を活かさない手はありませんので、
長い脚を活かした衣装になるのは必然かもしれません。
問題は私服。高身長を気にしているのなら、身長を隠すような格好をするものですが、
乙倉ちゃんの服装からはそんな気が一切伝わってきません。
「ジュニアモデルは親がやったらって」
そんな考えの親がそういう服を買い与えていた可能性もなくはないですが。
とにかく乙倉ちゃんは高い身長そのものが嫌なのではなく、
年齢にしては高い身長から来る「かっこいい」「大人っぽい」というイメージ像と、
自己評価の落差を気にしているのではないでしょうか。
しかも彼女は中1。まだ男子の身長が女子に追いつかない時期であることを考えると、
彼女が学校でどのように見られているかなんとなく想像がつきます。
男子よりも背が高いと笑われ、女子からは憧れの目で見られる。
そのどちらも彼女が望んだものではない。
「普段は大人っぽく見られますけど、女の子として輝きたいなあって」
「可愛いアイドルになれますかっ? 憧れなんですっ!」
「私も可愛いアイドルになれるかなっ……? ううん、なりますねっ!」
可愛くなりたい。
その願いを叶えるために、乙倉悠貴は全力疾走していきます。
「好き嫌いしてるアイドルなんて可愛くないですし」
「あの、プロデューサーさん。私、ちゃんと笑顔になれていますかっ?」
まーそんな意気込まなくても既にかわいいんですけどね。
でも、それは乙倉悠貴が求めている「可愛い」とは違うのでしょう。
乙倉ちゃんは「可愛い」のためにどんどん頑張っていきます。
「……あの、プロデューサーさんっ! 今日の私……どうですかっ?……えへへっ!」
「着付けも隠し芸も、両方覚えちゃいますっ!
それでこそ今回のお仕事に挑戦した意味もありますよねっ! えへへっ!」
「プロデューサーさんは着物好きですかっ、私は好きになりましたっ!」
「私、可愛くしてもらって、新年から幸せですっ」
と、どんどん乙倉ちゃんは可愛いにはしゃいでいきます。
可愛い衣装を貰うたびにテンションが上がるのはビンビン伝わってきますし、
「えへへっ!」という照れ笑い? が増えていくあたりわかりやすいです。
そこらへんを見ていると、ああ乙倉は13歳なんだなって思います。
「少しはしゃぎすぎましたっ! でもでもっ、可愛いアイドルに憧れてたから」
「子供っぽいって思われてもっ、今日ははしゃいじゃいますっ!」
でも、そうしてはしゃぐことも、
以前の乙倉悠貴からすれば「子供っぽい」ことだったわけで。
彼女はアイドル生活を通じて、どんどんリミッターを外しているんです。
乙倉悠貴のプロデュースにおける主題は、
乙倉悠貴が思う「可愛い」の世界を広げることなのではないでしょうか。
もうちょっと突っ込めば、
世間における「可愛い」と乙倉悠貴の「可愛い」のすりあわせ、でしょうか。
身長からくる印象に引け目を感じていたくらいですから、
乙倉悠貴は可愛いという事に気付いていなかったのかも。
「背筋を丸めた冬は過ぎましたっ」
「一生懸命な姿が……一番可愛いですかっ? ○○さん……」
可愛い服を着るばかりが可愛いじゃない。
可愛いポーズを取るばかりが可愛いじゃない。
格好いい、からの落差で生まれる可愛いもある。
大人っぽくても子供っぽくても、かわいいはかわいいであって、
つまるところ、乙倉悠貴は可愛いわけで。
それに乙倉ちゃんが気付きつつあるのではないでしょうか。というのも、
「今日はオトナっぽい頼れるお姉さんユウキですよっ!」
「クールに決めちゃいますっ!」
「かっちりシャツには、かわいい帽子で甘辛MIXですっ! えへへっ!」
なんて言ってる同じカードで、
「○○さんが応援してくれたから、かわいいユウキになれましたっ!」
という台詞が飛び出してきます。
これはジュニアモデル時代や、初期の乙倉悠貴ではできなかったことだと思うんです。
乙倉悠貴が思う可愛いの幅が広がったからこその産物なんだと思うんです。
「ジュニアモデルの頃とは、違う私になれてる……そんな気がしますっ!」
「高いところから見るハワイの景色、すっごく気持ちよかったですっ!」
「○○さんっ、泳いでいる私のこと、ちゃんと見ていてくださいねっ!」
最初、「可愛いものを着たい」「可愛くなりたい」からスタートした乙倉悠貴は、
アイドル活動を通じて、いろいろなものが可愛く見えるようになった。
そしてこの視界の広がりが、彼女の引け目をも解消してくれた。
もう身長のことを気にすることなく、むしろその身長を強みに変えていくことでしょう。
乙倉悠貴はこれからも可愛いアイドルを目指して走ると思います。
その姿がとっても可愛いよ、と一言添えて、今回の考察を終わりたいと思います。
ありがとうございました。
「○○さんも撫でますかっ? わ、私じゃなくて馬を……!」
なでなでなでなで。