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ブロマガからの移転記事です。

【モバマス考察妄想】佐々木千枝の、大人になるための方程式。


11歳  139 73-49-73  AB型  左利き  6/7  富山



どうもわたしです。
モバマス考察妄想、今回は佐々木のお千枝さんです。
2月中盤にはセリフの書き出しが終わっていたのですが、
諸般の事情(ラブ&ピース乱入・ゆめちからじお)により延びてしまいました。
やっと千枝ちゃんといちゃいちゃできます。えへへ♪

さて、いつものお約束です。
この考察妄想はモバマスカード及び誕生日の台詞をもとにおこなっておりますが、
あくまでもわたし一個人の主観・偏見に基づくものであります。
公式や皆様の佐々木千枝観への干渉、およびアイドルを貶める意図はありません。
また引用台詞の表記揺れ・部分省略等はご容赦ください。






 「怖い人だったらどうしようって、ちょっと泣きそうでした」

まるで担任の先生がどんな人かを不安がる学生みたいな台詞から始まる彼女ですが、
Pが安心できる存在だと気付いた瞬間、彼女は一気に前に出てくるようになりました。

 「○○プロデューサーさんっ、お家まで送ってください」
 「大人の人が喜んでくれること、わかんなくて……何がいいですか?」
 「千枝、○○プロデューサーさんと……オフを過ごしたいです!」
 「ちゃんと見ててくれて嬉しいなって思いました!」

などなど、何かにつけてPにダイレクトに問いかけるようになります。
初期からまっすぐ嬉しいって言えるあたり、ほんとに素直なんだなって思うし、
子供というやつはなんだかんだ言って、大人に喜んでもらえるのは嬉しいものです。
いくつになっても、子供にとって親は親、先生は先生なんですよね。

 「○○プロデューサーさん、千枝もっと大きくなれるかな……?」
 「早く千枝も大人になりたいな……」

などなど、千枝はことあるごとに大人になりたいと言いますが、
(千枝から見た)立派な大人に囲まれていたら、大人に憧れるのもよくわかります。
子供が大人に憧れたり、妬んだりするのって、
いろいろ子供にできないことをできるから、というのがあると思います。
お菓子を学校に持っていくことさえ違反な小学生ですから、
「大人はズルい」という方向に走りがちですが、彼女の場合はそうじゃなかった。

 「○○さんは、ずっと優しくしてくれるから、今日もワクワクしちゃって……」

千枝ちゃんが失敗しても、きっと温かく見守ってくれたのでしょうか、
そんな優しいPの姿に、彼女は憧れたのかもしれません。






 「千枝たち、どういう関係に見えるのかな……あっ、な、なんでもないです」
 「○○さん、今度は二人で、お仕事じゃなく来ましょうね」


そして初SRくらいから、千枝ちゃんの路線がだんだんカーブしていきます。
だんだんと、Pを男性として見るようになって、
そんなPを誘惑するかのような台詞が少しずつ増えてきます。

 「一緒に歩いてると、○○さんとお似合いになるにはまだまだかなって」
 「○○さんをユウワク?しちゃいますっ!……何すればいいか教えてくれますか?」
 「あの、○○さん……千枝と契約したくなりましたか?」

……と、とりようによってはどうともとれる台詞の数々。
ついつい息が荒くなりますが、ここはちょっと落ち着いて紐解きたいと思います。

千枝ちゃんは11歳。小学生ですから、好き嫌いの話なんてくさるほどあるでしょう。
そして小学生の「好き」という話はたいてい「かっこいい」に集約されると思います。
能力が高い、クラスでの振る舞いが素敵、あるいは純粋に見た目……
小学生の狭い視界に映る中で一番「かっこいい」人を、好きと言っているのではないか。
そこに佐々木千枝の場合はアイドルという世界が加わっただけなのではないかと思います。

 「初めて会ったとき、魔法をかけてもらったのかなって思うの

佐々木千枝から見えている世界で一番「かっこいい」人
それがPだったということなのでしょう。
千枝ちゃんがPを猛烈に好きなように見えるのは、
小学生特有の「かっこいい=好き(憧れ)」に当てはめればすぐ解決します。

千枝ちゃんにとって「P=大人」であり「P=かっこいい」でしょう。
ここに先の方程式をあてはめれば「P=大人=かっこいい=好き(憧れ)」になる。
となれば、好きな人の隣に並ぶためには「千枝=大人」になる必要があるわけです。






 「今日は記念日ですから、千枝がんばっちゃいました。えへへ♪

思うに、千枝ちゃんはPという「千枝の身近で一番かっこいい人」に、
自分が将来結婚するであろう旦那さんを重ねているのではないでしょうか。
早く大人になって、お嫁さんになりたい。
そうなるために、まずは身近にいるプロデューサー、
つまり「千枝の身近で一番かっこいい人」に似合う人になることを目指すんだと思います。

 「もっともっと○○さんの好みの千枝にして欲しいです」

好きな人の、好みの人になりたいと考えるのは必然ですから、
千枝ちゃんはどんどん頑張ってしまうわけですね。
そこで上記のカード【浴衣祭り】では、お着物を着て大人っぽい千枝を目指しますが、
千枝ちゃん、自分が子供であることはわかっているようです。

 「ほら、帯のところにうさちゃんもいるんですよ」
 「○○さん、日記に『がんばりました』って花マルください」
 「千枝、学校のこともなるべくお話しするようにします。
  だってプロデューサーの○○さんには全部知ってて欲しいから……」

大人の人と肩を並べたいと思ったら、自分が大人扱いされたいと考えてしまいがちです。
ですが佐々木千枝の場合、
「大人っぽくなりたい」「子供っぽいですか?」とはよく言っていますが、
「子供扱いしないでください」とは言わないんです。

子供っぽいことを気にしていますから、内心子供扱いが好きではないとは思いますが、
千枝ちゃんが「千枝は子供じゃない」と思える日は、まだやってきていないようです。
今できることをしようという無意識が、千枝ちゃんの中にあるのかもしれません。

 「千枝、いつか○○さんの満点を目指したいです!」






 「○○さんが迎えに来てくれたら、見せてあげようって」
 「昨日の夜、用意したんです。これ」

なんて、Pに喜んでもらいたいがために一生懸命用意しておきながら、

 「○○さんは、こんなの子供っぽいって思いますか……?」

なんて聞いてくるの、ずるいですよね。
千枝ちゃんは自分を子供だと思っているようですが、こちらから見ればそうでもない。

喜んでもらうために考えて、その結果選んだもの自体は子供っぽいかも知れないけど、
そうやって大切な人に小さなサプライズをしようっていう、
その心遣いは、千枝ちゃんの言う「大人」の行いなんですよ。
わたしはここに辿り着くまでに一年半掛かりましたが、
きっとゲーム中のPは、そういうところを瞬時に見抜ける目を持っているんですね。
いい人に見つけてもらえたね千枝ちゃん。

 「千枝、冬は好きです。温かいから

千枝ちゃんの台詞で一番好きなの、わたしはこれです。
大切な人の温かさを強く感じられる冬が好き。
でもそれは同時に、一緒にいる大切な人を温めてあげられるから好き、なのかも。
見た目は子供、頭脳は大人……某探偵アニメの決め台詞がありますが、
佐々木千枝の場合、見た目は子供、気遣いは大人なんです。

 「○○さん、今日の千枝はかわいいですか?キレイですか?」

明るくはしゃぐ姿はとてもかわいくて、
壇上でスポットライトを浴びる姿はとてもキレイで、
大切な人に優しくできる姿はかっこいい。あなたが憧れる誰かさんみたいにね。







そして、子供っぽいことを気にしていた佐々木千枝が、
心の底からオトナになれる日が来ました。

 「○○さんに、千枝のいいところを見せたいですから!」
 「○○さんが思う理想の花嫁さんって、どんな人ですか?」

ずっと子供っぽいことを気にしてきた佐々木千枝にとって、
ウエディングのこのお仕事は念願だったかもしれません。
俄然力が入っている様子が、カード台詞だけでもありありと伝わってきます。

 「卵、割り過ぎちゃった……」

しかし、ついつい卵ばっかり割っちゃったあたり、かわいいですね。
なんというか、千枝ちゃんは大人と子供のいいところを併せ持ってるというか、
絶妙なバランスで成り立っているような気がします。
子供であることを気にしつつ、でも否定はしない佐々木千枝ならではかもしれません。






 「ステキな結婚式になりそうです!」
 「オトナになりたい千枝の夢、○○さんが叶えてくれました」

今まで見てきた通り、千枝ちゃんが気にしている「子供っぽさ」の多くは、
その見た目、自信のなさに起因するものがほとんどです。
そういう意味においてもウエディングを着れたことは、
とても嬉しかったことでしょうし、心強くなれたんだと思います。
その表れとして、テンションが上がった千枝ちゃん、こんなことを聞いてきます。

 「オトナの階段をのぼれました。千枝、成長しましたか?えへへ♪」

千枝ちゃん、その問いは自信を持って聞いてるね?
今までの「子供っぽくないですか?」という引け目の問いかけとは明らかに違う。
ものすごくはしゃいでるし、心強くなっているのかも知れません。
ウエディングというものが佐々木千枝の中で現実味を帯びて、
手の届かない漠然とした子供の夢から、手が届くかもしれない将来の夢になった。

そして、ここで自信を持った佐々木千枝、次のカードから化けることになります。






 「○○さんもクリームついてますよ(中略)はい、とれました♪ペロッ……あっ」

千枝さんめっちゃ積極的になりましたね?
以前は「~~したいです」「~~してくれませんか?」的な台詞が多かったのに対して、
ウエディングが終わってからの千枝は、

 「千枝と○○さんで、半分こしませんか? はい、あーん……
 「お店に並んだ(表紙の)千枝を迎えに行ってくださいね?一番の笑顔が目印です♪」
 「千枝のイタズラ、受けてくださいっ!

などなど、Pにノーと言わせない言動に変わってきているように感じます。
これは恐らく、ウエディングという「オトナ」を経験したことによって、
千枝ちゃんの中で「大人に近づいてる」自信がついたんだと思います。

冒頭の方程式で、
「P=大人」「P=かっこいい」「かっこいい=好き(憧れ)」であるならば、
好きな人の隣を千枝ちゃんが歩くためには「千枝=大人」が必要だと話しました。
そして、千枝が大人になるにあたって子供っぽいと思っていたのは、
その見た目や彼女自身の自信のなさである、という話もしました。






 「○○さんと肩を並べて歩ける日も、そう遠くないですよね……♪」

大人になりたいと強く願い続けてきた佐々木千枝は、
ウエディングを経て「オトナ」という次のステージに進んだんだと思います。
前述の通り、千枝ちゃんは見た目こそ子供っぽいけど、心遣いは立派な大人です。
そんな千枝ちゃんがウエディングを経て自信を手に入れた結果、
千枝ちゃんの口から、今までになかった台詞が飛び出してきました。

 「今はコドモ扱いしないでくださいね

自己防衛からの発言ではありません。自信を手に入れたことによる強気な発言です。
元来ポテンシャルの高い子が自信を手に入れたら、それは魔性へと進化します。
これからどんどん魔性の女に進化していく佐々木千枝を、
見守っていき……たいけど、その前にこちらが落ちてしまいそうです。
ちえちゃんすごい。あっ、あぁ……



今回の考察妄想は以上です。ありがとうございました。