【モバマス考察妄想】都会の温かさに包まれて、柳瀬美由紀は冬を越す。
14歳 144 75-54-77 O型 右利き 3/16 北海道
どうもわたしです。
モバマス考察妄想、今回は柳瀬美由紀ちゃんです。
既に仮番号を振っていたくらいには興味があった柳瀬さんですが、
先日軽率なツイートをしたら柳瀬Pの皆様に温かく取り囲んで頂いたので、
これはやるしかねえなとw
さて、いつものお約束です。
この考察妄想はモバマスカード及び誕生日台詞をもとにおこなっておりますが、
あくまでもわたし一個人の主観・偏見に基づくものであります。
公式や皆様の柳瀬美由紀観への干渉・アイドルおよび言及先を貶める意図はありません。
また引用台詞の表記揺れ・部分省略等はご容赦ください。
(2019.02.20追記 柳瀬美由紀の新しいブロマガ書きました。柳瀬の親の話です)
「やなせみゆき、14歳なの。あたし、まだ都会の地図はよくわかんなくて……」
齢14にして北海道から単身上京する、しかもその意図は明確にされていないという、
トンデモな出会いをする柳瀬さん。
デレステで水産加工会社の娘であることが明かされましたが、
ひとまずモバマスではどうなっているのか、紐解いてみたいと思います。
「こっちはプロデューサーさんしか知り合いいないから……
あの、ちょっとだけ頼っちゃっても……いいですか?」
地図も読めずに大都会に放り出されたわけですから、まあ不安にもなりますよね。
どのような経緯があったかは後ほど推察しますが、
Pしか知り合いがいない(てかPさん知り合いなんだ)以上、そこを頼るのは当然のこと。
「ふぁぁ……おはようございます」
「○○プロデューサーさん、あたしお腹すいた」
Pと柳瀬さん(のご両親?)が知り合いで、こんなやりとり……
これってもしかして、一つ屋根の下で暮らしているとかそういうアレですか?
……という冗談は置いときまして、彼女は北海道出身です。
東京にひとりでポーンと放り込まれたら、ご飯を食べるのだって心許ないはずです。
どうしても大人の観点から見てしまいがちですが、
初めて東京に来る中学生が十条に来いって言われたらビビるでしょうw
有名観光エリアであっても、大通りから一本入るだけでも勇気がいる思います。
「あのね、○○さんってお兄ちゃんみたい。優しいし」
「○○プロデューサーさん、あたしの手、離さないでね!」
「あのね、その、えっと、○○お兄ちゃんって、呼んでもいいですか?
……あっ、だっ、やっぱりなし!今のなしです!」
ですからPに頼りまくるわけですが、そこは柳瀬さんも思春期というやつなのでしょうか。
手をつなぐことには躊躇がないのに、お兄ちゃんと呼ぶことには照れるんですよね。
そういうヘンに照れちゃうところが中学生らしいなーなんて思ったり。
照れる必要なんかないぞ!もっと呼べ!!
「みゆき、遊園地ってはじめて!アイドルになってよかったぁ!」
しかしほんと、この子はくまのぬいぐるみ好きなんですねぇ……と思ったのですが、
これってもしかして、寂しい気持ちをはぐらかすためだったりするのでしょうか。
趣味に「ぬいぐるみ集め」とある柳瀬さんですが、
友達を増やしていくにつれて、くまさんへの言及が減るのです。
東京に出てすぐの頃の柳瀬さんが頼れる人はPくらいしかいません。
ですがPだって、つきっきりでいてくれるわけじゃない。両親は遠い北海道。
……となったときに、くまさんが寂しさを抱きとめてくれていたのかもしれません。
「○○プロデューサーさん、お仕事は何時からなんですか?」
「あっ、蝶ネクタイ曲がってますか?ありがとう○○さん♪」
と、最初はPに対しても言葉がかたくなる瞬間がありました。
これって、東京ではPを頼るしかなかったけれども、まだ心は開ききっていない、
素の柳瀬美由紀が出せないでいた事の表れではないでしょうか。
しかしカードを重ねるにつれて、徐々にくだけてくるようになってきて、
それとともに行動も感情表現も大きくなっていきます。
「えへへ、○○さんと食べたらなんでもおいしいよ!」
「えへへ、○○さん、海に連れてきてくれてありがと!」
柳瀬美由紀のセリフを見ていくにあたっての個人的注目点。
「えへへ」
「あのね」
それが爆発的に増えるのが、4枚目のこのカード[夏色ガール]。
海に連れてきてもらえてテンションが上がっているのもあると思いますが、
Pに対して心を許したことも表しているのではないでしょうか。
とっても甘えんぼうな彼女ですが、甘えるのは信頼している証拠でもありまして。
「えへへー、○○さんにカワイイって言われるの好きー♪」
そして帰る場所を得た柳瀬さん、ここから色々なことに挑戦するようになります。
いろんなことにチャレンジして、Pにほめてもらいたいから。
Pが側にいてくれる、見ていてくれることをわかったのでしょう。
「今日はお洋服ぜんぶ自分で選んだの!どう?みゆきおしゃれかなー!えへへ♪」
「○○さん、みゆき変なトコない?大丈夫?えへへー♪」
「みゆきも本当にお料理したよー!これとねー、あっ!あれもー!」
などなど。そして褒めてもらっては、嬉しくなるんですね。
「みゆきね、○○さんに褒められるとニコニコになるの」
「○○さんに褒められるとドキドキしちゃうの。えへっ♪」
両親が側にいない柳瀬さんにとって、
Pが褒めてくれることの嬉しさはきっと特別なのでしょう。
ですが、そんなPにべったりだった柳瀬さんが変わるきっかけがやってきます。
年少組と組んだマーチングバンド。
恐らくはここで「お姉さん」というものを意識したのではないでしょうか。
カード中では言及がありませんでしたが、劇場でのこの発言もありますし、
次の【ビターミルキー】から、お姉さんという単語が飛び出すようになります。
「やっぱり○○さんに地図見てもらって……ううんだめだめ!
みゆきも都会になれてきたもん。自分で頑張らなくちゃ!」
「みゆき、お姉さんになれてる……?」
お姉さんになるということは、誰かに頼られる存在になるということです。
苦手だった、地図を読む努力を始めたのは、
いつまでもPに頼ってばっかりじゃお姉さんにはなれないという、
向上心?のあらわれかもしれません。
「この道、ライブの後に○○さんと歩いたね。なつかしー」
今までの自分を振り返る余裕が生まれているのも、
彼女が今まで戸惑いつつも東京を楽しんで、その中で成長してきたから。
アイドルとしても、人間としても、柳瀬さんは立派に成長しているんですね。
ところで柳瀬さん、どうして東京に出てきたんでしょうね。
「まだ都会の地図はよくわかんなくて」(N)
「みゆき、遊園地ってはじめて! アイドルになってよかったぁ!」(テーマパーク)
「海でしょ、山でしょ、プールに水族館!行きたい場所いっぱい!」(夏色ガール)
「みゆきは、お料理初挑戦なのっ」「ひとりでも作れるようになるの」(コックさん)
14にして遊園地経験がないということは、学校行事でも行かなかったのでしょうから、
北海道の中でもかなり遠方(わたしはオホーツク沿岸地域と推定)の可能性があります。
となれば海は開かれる期間が短く、山は遊びに行けるような環境ではない。
貧乏説もありましたが、料理の経験がなかったという点からわたしは不採用。
移動するのも車(=誰かに連れてってもらう)がほとんどだと思いますので、
地図が読めない・道を覚えるのが苦手というのも納得できます。
デレステで水産会社の娘であることが明かされましたが、
それがモバでも適用されるとした場合、
彼女は学校から帰ったら家業を手伝う親孝行娘ということになります。
料理が出来ないのは、家業の手伝いに専念しているからと考えられなくもない。
そりゃーカニむきも早くなるわけです。おばちゃん社員にも可愛がられたことでしょう。
「こうしてお祝いしてもらうと家族のことを思い出しますっ!」(誕2013)
「いつものお洋服も好きだよ。お母さんがくれた服だもん!」(ひな祭)
「かにだかにー。えへへ、すごいでしょ?あのね、お父さんが――」(カニ)
「○○さんにね、好きになって欲しいんだぁ、北海道」(カニ)
などなど、家族についてもかなり好きなご様子。
彼女がいろんなカードでくまさんポーチをぶら下げているのもその表れかと。
ですが、そんな中で異彩を放っている点がひとつ。
「○○さんが本当の家族だったら嬉しいのになぁ……」(テーマパーク)
「お仕事が終わると、いつも少しだけ寂しくなるの。
○○さん、もうちょっと近くにいってもいーい?」(テーマパーク)
「みゆき、北海道からこっちに来たとき、すごく怖かったの」(マーチング)
「でも、ひとりぼっちじゃないよね、○○さん」(ビター)
それは「帰りたい」と一切言わないこと。
ことあるごとに寂しい、家族が恋しいような発言はたくさんありますが、
アイドルの仕事を通じて都会に少しずつ慣れ、都会でのあれこれを楽しんでいます。
では改めての問い。柳瀬さんはどうして東京に出てきたのか。
「○○さん、くまさんも出られるお仕事、ありがと」
柳瀬さん、本音ではたくさんワガママ言いたかったのではないでしょうか。
色んなところに遊びに行きたい。お兄ちゃんが欲しい。キレイなお洋服が着たい……
北海道時代に口に出していたかはわかりませんが、
テレビに映る「東京」に多少なりとも憧れていた側面は強いと思います。
「北海道にはこんなのなかったよ」
ですが、実家の環境ではそれらが叶いません。
両親が柳瀬さんの想いを知っていたとしても、家業があるので両親自体は動けません。
そんな時に知り合いが東京で、アイドルのプロデューサーをやっているとしたら。
「初めてのことばっかりだね!ドキドキするけど、それよりもワクワクしてるの!」
柳瀬さん、あんたの両親すげーよ。
かわいい子には旅をさせよとは言うけれど、まさかそれを地でやっているのか?
わたし自身トンデモ論だと思ってはいますが、
もしこれを本気でやるご両親だとしたら、すげーとしか言えない……
どんな理由を付けて東京へ送り出されたかはわかりませんが、
結果として柳瀬美由紀は、たくさんの友達やアイドルとしての輝き、
そして自分がお姉さんになるんだっていう責任感めいたものまで手に入れたわけです。
「まだまだ子供だけど……いつか大人になるまで!その先も!」
今まではPに甘える姿が目立った柳瀬さんでしたが、
おしゃれにお料理、都会を自分の力で歩くことなど、どんどんチャレンジを重ねていき、
そしてついに、自分は子供であると明言します。
「大人になるってステキなこと。○○さんが教えてくれたの!」
Pに甘えているだけの柳瀬美由紀はもう終わって、
そこから巣立ちへ向けた準備……大人になろうという方向に目が向くようになりました。
年少組のアイドルたちの中には既に大人の階段を登りつつある子もいますが、
柳瀬美由紀はまだ登り始めたばかりです。
「みゆきがね、北海道のこと教えてあげるよ!えっとね、寒いの!」
調べながら、柳瀬美由紀は渡り鳥みたいだなって思いました。
渡り鳥は冬を暖かい場所で過ごし、春になると北へと帰っていきます。
地元ではつけられない「栄養」を、彼女はアイドル活動でたくさん摂取している。
柳瀬さんがいつか北海道に帰る日が来るかどうかはわかりませんが、
どんな形になるにせよ、彼女の「渡り」の時までPにはずっとついててほしいですね。
「いつか大人のアイドルになっても、みゆきのプロデューサーは○○さんだけだよ!
約束してくれるの?えへへ……ありがとー♪」
無事に「渡り」を終えたとしても、
機会を見つけてはPのもとへふらっとやってくるのでしょうね。
また餌付けしなきゃ。
……本日の考察妄想は以上です。ありがとうございました。