【モバマス考察妄想】四葉のクローバーがつなぐ、緒方智絵里の大切なもの。
16歳 153 79-57-80 A型 右利き 6/11 三重
どうも59です。最近twitterでエゴサすると59さんが賞賛されています。
同じ名前の人が活躍するのって見ていて気分がいいですね。
そしてその隙間に自分へ向けたツイートを見つけると嬉しくなります。
まるでクローバーの群れから見つけた四葉のクローバーみたいにね♪(あざとい)
というわけで今回のモバマス考察妄想はクローバーの妖精さん・緒方智絵里でございます。
さて、いつものお約束です。
この考察妄想はモバマスカード及び誕生日台詞をもとにおこなっておりますが、
あくまでもわたし一個人の主観・偏見に基づくものであります。
公式や皆様の緒方智絵里観への干渉・アイドルおよび言及先を貶める意図はありません。
また引用台詞の表記揺れ・部分省略等はご容赦ください。
……
「えっと…が、がんばりますので…見捨てないでくれると…その…うれしい…です」
「い、いなくならないでくださいね?」
とまあ、とても重たーい入り方をする智絵里でございますが、
重たいということはつまり、それだけ想いの強さがあるわけですので、
推進力自体は持っているのではないでしょうか。飛ばす方向さえ間違えなければ……
「○○プロデューサーは、運…強いですか?わたし、弱くて……」
「あの……不幸な体質なんです」
「ま、負けたくないです」
自身のない子というのは得てして成功体験が少ないものですが、
智絵里にとってアイドルになれたという事実は大きな成功体験だったことでしょう。
だからアイドルのお仕事をとにかく頑張っちゃうし、
自分をアイドルにしてくれたPをがっかりさせないように頑張っちゃうわけですね。
「こ、こわいです……」
「あの……あ、なんでもないです……」
ですが、やっぱり根っこは臆病で弱い智絵里。なかなかうまく事は運びません。
仕事に対してもPに対しても、まず一歩目がなかなか踏み出せない。
2枚目の【バレンタイン】では、どうにか想いを伝えようとチョコを渡そうとしますが、
「○○さん、あ、あの、……チ…チ…チョ…チョ…チョップ、です。えい」
なかなか渡せず、結局特訓後の親愛度MAXでようやく渡すことに成功します。
チョコは渡せなくてチョップ(スキンシップ)はできるのかよ!と思わなくもないですが、
「その……これ……四葉のクローバーを綴じこんだ栞です、どうぞ」
初期のカードで栞をプレゼントしたときも、かなり意を決した感じで渡しています。
栞が自作かどうかはわかりませんが、プレゼントを渡すのって勇気がいりますよね。
ちゃんと受け取ってもらえてよかったね智絵里。
「寝不足になっちゃいます……すぅ」
「夜は眠くなっちゃいます……」
事実、チョコを渡せた直後のカードでは、Pに対して心を開いていくようになります。
「寝る前のホットミルク、習慣なんです」
「○○さんは、寝るとき寂しくなったりしないですか?」
「○○さんの事を考えたら、安心して……二度寝しちゃいました……」
憧れは理解から最も遠い、とよく言いますが、人間不思議なもので、
離れたくない、自分を理解してほしいはずの相手に対して自分を隠してしまうんですよね。
今の自分じゃダメ……という考え方は自己否定を伴うので、一歩間違うと卑屈に走ります。
しかしPはまず「臆病な智絵里」を受け入れてくれました。
「前は臆病だったけど、○○さんのおかげで変われたって思うから……ありがとう」
人は「頑張る」と簡単に言いますが、
「頑張る」ってつまり自分で自分が足りていないことを自覚しているから起こるものです。
智絵里が頑張っているのは、臆病なことを自覚して、それと向き合って闘っているから。
できない=頑張っていない、ではないのです。
そんな智絵里をPが離すはずがないし、成長しないはずがないんじゃないかな。
「プロデューサーさん、いっぱいお話しても……いいですか?」
「あの……お仕事終わったら、またカフェでおしゃべりしませんか?」
「○○さん、あの、歩きづらくて……手、つないでも……いい?」
そして智絵里もそんなPの姿勢に気づいたのでしょう。
安心しておしゃべりしたり、甘えたりするようになります。
智絵里はアイドル生活で安心できる場所を得たことで、心に余裕が生まれました。
「クローバーの髪飾り、ポイントなんです」
なんて衣装を無邪気にアピールする智絵里。かわいいじゃないですか。
初期の智絵里では想像もできない気軽さを手に入れたんですね。
「今日中に渡さないとダメなんです。だから…あ、あの…これ…○○さんに渡したくて」
「朝から渡したくて、渡せなくって……でも、勇気を出さなきゃって思って」
「あの……初めてだったから……上手にできたか……ドキドキしてます」
前回のバレンタインでは特訓後の親愛度MAXまで引きずったチョコですが、
頑張って頑張って、今度は特訓前の冒頭で渡すことに成功します。しかも今度は自作です。
本人にとってはかなりの冒険だったようですが、無事成功してよかったね智絵里。
「いつか○○さんにも……ギュッって……あ、いえ……何も!」
「○○さん……一緒にいたいです……これからも……ずっと」
「あの……チ……チョップ、です。えい。……ウソですっ。チョコですっ。えへ」
渡せて安心したのか、ここからの智絵里は真っすぐな気持ちをたくさん言うようになるし、
あまつさえ、かつての自分をジョークに使えるようになります。
恥ずかしかったころの自分を引き合いに出せるようになるのって難しいです。
それってつまり、あの頃の自分も自分だと、しっかり受け入れてるってことですから。
「あ……あの……すーすー……します」
「あ、あの……この浴衣、ミニすぎませんか?き、気のせいかなぁ……」
お、なんだ智絵里、衣装に文句か?
……というのは冗談ですが、そういうことも言えるようになりました。
どんどん関係がフランクになっていく。初期の智絵里では(以下略
「(お祭りは)開放的になれますね…だから、ぎゅ。○○さんの手、握っちゃいました」
向こうから手を握ってくれるんなんてこれはもうOKとかそういう……ことではなく、
それだけ智絵里が智絵里自身に自信を持てた証だと思うんです。
間違い探しみたいな言い方しましたが、智絵里はこのカードから大きな変化をします。
「小さな幸せ……見つけてみたい」
自分から見つけに行く、と宣言したのです。
今まではPから与えられた環境や智絵里の頑張りで、後から幸せを実感していましたが、
自分から幸せを探しに行きたいと言うのです。さらに、
「○○さん……ゆっくり歩きませんか……せ、せっかくなので」
「お仕事に……戻らないとですね。わがまま言って、すみません」
「ステージに上がると、弱い私でも、何かができそうな気分になるんです……」
ただお願いをするだけにとどまらず、提案したり、ワガママを言ったり。
二人の関係も、智絵里のアイドルとしての力も、どんどん強くなっていきます。
そして智絵里はついに、昔話をしてくれます。
「四葉のクローバーをつい探しちゃうんです。いい思い出があるから」
ここまで読んで、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
このブロマガ、「クローバー」という単語がほとんど出ておりません。
緒方智絵里の代名詞ともいえるクローバーとは一体何なのでしょう。
「両親は忙しかったので、私、寂しがり屋になってしまって……」
智絵里は昔話で、ちょっと暗い話をしてくれます。
初期の智絵里を思い起こせば、昔話が暗くなるのは想像に難くないと思いますし、
実はこのカード、智絵里のカードで唯一のデバフ能力だったりします。
「両親に四葉のクローバーをあげた頃は、家族みんな仲良くて……」
ですが、智絵里にとって四葉のクローバーは、暗い昔話に登場する両親と直結します。
そして先述の通り、四葉のクローバーにはいい思い出があると語ります。
「○○さんがそばにいてくれると、寂しくない……です」
察するに、
①幼いころは幸せで、よく両親に四葉のクローバーをプレゼントしていた
②両親が忙しくなり、ひとりぼっちになることが多かった
③両親不在の中、智絵里と両親をつなぐのは四葉のクローバーの思い出
④だからPに四葉のクローバーをプレゼントすることで幸せな時間を取り戻そうとして
⑤両親のように、ひとりぼっちにしてほしくないから一生懸命アイドルを頑張った
……ということなのでしょうか。
「○○プロデューサー……最近忙しいから……お話ししたいです」
最初の、なかなか渡せなかったほうのバレンタインカードで智絵里はこう言います。
諸説ある智絵里の過去ですが、寂しい時間をたくさん過ごすことで、
智絵里を認めてくれる人が誰もいなかったのではないでしょうか。
智絵里が否定されるという意味ではなく、認めてくれる人が近くにいないという意味で。
「私が……少しでも前を向けたのは○○さんのおかげです」
「○○さんと並んで歩けたら、ずっと前へ進めます」
否定されたから自信を失ったのではなく、認めてもらえないから自信が持てなかった。
そして認めてもらえないから、見捨てられたのではないかと錯覚することもあった。
だから智絵里はアイドルになって、認めてくれる人を求めた。
そして自身を認めてくれるPに、ずっと側にいてほしいと願ったのではないでしょうか。
側にいてくれるためのおまじないで、四葉のクローバーをプレゼントして……ね。
「○○さん、寂しがり屋の子は大切にしてください……ね?」
うさぎの寂しがり屋な性質と重ねてこんなことを言ってみたり。うさちえり飼いたい。
「夢みたい……嘘でも夢みたいです」
智絵里には【エンジェル】と銘打つカードが3種類あります。
バレンタインチョコをちゃんとまっすぐに渡せたカード【バレンタインエンジェル】、
クローバーに秘められた両親との昔話を語ったカード【クローバーエンジェル】、
そしてこの【ブライダルエンジェル】の3種類。
智絵里はウエディングドレスでの撮影をするのですが、ここで興味深い一言を放ちます。
「結婚って、スタートですよね。アイドルと同じみたい。ずっと続くから……」
結婚は普通ゴールインと言われるイメージが強いかと思いますが、
智絵里はそれをスタートだと表現しました。そしてそれをアイドルと重ね合わせました。
これはいかにも智絵里らしい観点だなあと個人的には思ってて、というのも、
智絵里がアイドルになった理由は、自分を変えたいというところにありました。
「知らないことに挑戦するのは楽しいって、○○さんが教えてくれたから」
アイドルになることも、結婚することも、
智絵里にとっては自分を変えるためのひとつの区切り、きっかけでしかないんですよね。
結婚やデビューそのものよりも、その先が大切なんです。
「青春って、こんな感じかな……」
一緒にいてくれる人さえいれば、どこまでも進んでいける。
弱い自分を変えたいと思い詰めて、初期はPに縋り付いてきた智絵里ですが、
そんな重たかった想いの強さが、チャレンジするパワーに転換されたのかもしれませんね。
パワーは持っています。あとは飛ばす方向さえ間違えなければいいんです。
「窓を開けた先の世界……こんなにも広かったんですね」
「下は、もう見ません。上へ……!」
智絵里を信じてくれる人が隣にいてくれさえすれば、智絵里はどこまでも行ける。
そして、そんな智絵里の幸せな景色にいつも、四葉のクローバーがある。
四葉のクローバーがある景色。ずっと続くといいですね。
「こうして並んで寝そべれば、たくさんの春を感じられますよ」
「お花はちゃんと避けて……はい、○○さん。お隣へ……」
ついに添い寝まで……これはあの世までお付き合いすることになりそうですね。
Pがいればなんでもできる。
幸せの四葉のクローバー探しは、まだまだ始まったばかりです。
「じっとしていられない、おてんばさん♪ タンポポの妖精さんです」
「あの……小さな妖精なので……そっと触ってくれると、嬉しいです」
「笑顔を届けるには、笑顔で……って!」
そろそろ智絵里に怖いものがなくなってくるのではないでしょうか。
なんというか、大冒険しているあの子みたいな雰囲気を少し感じます。
不幸だった女の子が今や幸せを振りまいている。アイドルってすげーなぁ……
「これでも結婚できる歳ですよ……」
智絵里、それあと3年半で終わっちゃうから早くこっちに来てくれ!
じゃないと結婚できなくなっちゃうぞ!!
あ、俺がそっち側に行けばいいのか。待ってろよちえりーーーー(バリバリバリ
……
今回(いつもですが)、太鼓やシンドリ等「ガチャ/イベント入手以外のカード」は、
考察妄想するにあたって考慮していませんので、多少の矛盾や齟齬があるかもしれません。
それでも15種類あるので大変な文量になってしまいましたが、
やってみただけの価値はある収穫を得られたのでとても満足しています。
でも正直もうやりたくねぇw
というわけで、ここまで読んでいただきありがとうございました。
こりゃ智絵里に惹かれるわけだわ……かわいいもの。
……
ところでみなさま、クローバーの花言葉をご存知でしょうか。
「私を想って」 「幸運」 「約束」
「復讐」
だそうです。
探しても探しても、見つけても見つけても、四葉のクローバー探しは終わりませんね♪
皆様、クローバーの妖精さん・緒方智絵里をよろしくおねがいします。