記録所。

ブロマガからの移転記事です。

【俺達の少女A】第八回の感想とか。

どうもわたしです。
第八回俺達の少女A、皆様お疲れ様でした。


 
 


わたしの柳瀬美由紀の音源については前回のブロマガで語りましたので、
今回は放送された全51音源について、僭越ながら一言感想を書きたいと思います。
視聴がまだの方にはネタバレも含みますので念のため。

なお、放送のタイムシフト土曜日までですのでお気を付けください。



……



アイドル名/投稿者名 です。★印は被りありアイドル。


【第一部】
柊志乃/リューズさん
 夢というか目指す何かができるととても強いんですよね。それはいくつになっても同じ。
矢口美羽/ディアさん
 欲張りになれるのって羨ましいですよね。
 矢口美羽って不器用に見えて器用なのかなって思ったりなんかして。
遊佐こずえ/原料さん
 すげー! 初めて遊佐こずえの輪郭が見えたような気がします。
 どんな子でも、必ず気持ちを理解するための糸口ってあるんですね。素晴らしい……
成宮由愛★/森野拓也さん
 まず喋り方が卑怯w そこはかとなくある何言ってんだ感がとても大好きです。
 前回わたしも妖精さんしましたが、由愛Pってやっぱ湿度高いのかな……?
松山久美子/こすもんさん
 序盤のハイライト。やられた……ほんとやられました。
 そうだよね駅伝中継とか選手のパーソナルな話しますもんね。すごく自然で熱い……
 大空アイバラの愛され感は嬉しいですね。あとなんか巻き込んですみませんでした!
松本沙理奈/YOSSYFLAMEさん
 回を増すごとにゲスい部分が出てきてるような気がしてつい笑っちゃいます。
丹羽仁美★/baisonさん
 オタクから他人に見られることを意識する……という路線はグッときました。目から鱗
南条光/へたをさん
 南条Pのこういう路線ほんと大好きw 疾走感ってほんと気持ちいいんですよ。
今井加奈/スイPさん
 まず画像のワンフレーズが最強。話者のウキウキ感がたまらなく楽しそうで大好きです。
 やっぱり担当Pが明るいとそのアイドルも明るく見えますし、好感度大アップです。
伊集院惠/ぶー太郎さん
 旅好き→自分の目で見る→傍観者 という視点はちょっと震えました。そうだよなぁ……
吉岡沙紀/月光さん
 「口下手だから表現を大切にする」なるほどなって思いました。成宮も似たトコあるし。
原田美世メトロン星人さん
 一言、楽しかったです。嘘字幕の音声化ってありそうでなかった……やったもん勝ち☆
東郷あい/Danさん
 自分の思考と実際の要求の違いってよくありますよね。クールなあなたがいいんだ!
松原早耶/ききょうさん
 ほんとに独自路線の女の子ですよね早耶さん。わたしには無い世界だ……
冴島清美/すくりゅ~さん
 冴島清美ってまさしく(?)パッションなんですね。この清々しさは眩しいです。
 プライベートがわからないというのは新鮮。よく見てないとわからないものですね。
藤居朋★/ろうべえさん
 幸せは誰もが思う願いですよね。その発信源たる藤居朋が楽しそうなのは素敵な話。
桐生つかさ/出島さん
 この胡散臭い喋り(失礼)がクセになる……
 クールで取っつきにくい子のかわいいトコってツボりますよね。ぃやったぁ!



【第二部】
ナターリア★/STRicさん
 わたしもうSTRicさんの喋りほんと大好き。まっすぐ熱を込めるの素敵です。格好いい。
望月聖/すいそPさん
 望月聖のなんやかんやで図太いところ、ほんと好き。こういうところ13歳だなあと。
 純粋で天然ですけど、自信があることに関してはとことん突き進めるんですよ。
西園寺琴歌/愁一さん
 すべてを大切にするって難しいですけど、それをやってのけちゃうとは凄い子ですね。
仙崎恵磨/けついたさん
 聴き入っちゃいました。喋りもお上手ですし、仙崎がちょっと可愛く見えてきました。
水木聖來★/ユウキさん
 ノーマル特訓後のアレ、そういうことだったんですね。チャレンジしたからこその勲章。
若林智香/フィリさん
 よく目にするとは思いましたが活躍幅広い……フェチを強調するのかわいくて好きです。
ヘレンアマクラさん
 ヘーイ! なんというか、前しか見ていないような力強さを感じます。
古賀小春/七一さん
 今回ひとつだけ選ぶならこちら。この絶妙なバランス感がわたしの好みにストライク。
 魔法使いを選ぶか騎士を選ぶかって、古賀小春においては結構重要なんですよね。
佐城雪美/すずきさん
 佐城雪美はよく喋る。ほんとそれーーーーーーーー!って頷いてました。
 雪美と黒猫の関係に対して、Pにとって雪美が黒猫というのはストンと来ました。
池袋晶葉テノールさん
 白坂小梅……白坂小梅……ウサ・チャン・ロボ……白坂小梅……
氏家むつみ/細長い箱さん
 「冒険家としてどこを目的地にする?」という切り口すごい……
キャシー・グラハム/斑野進さん
 MVP。練習生からの正統進化、尊敬します。なによりパンチャレが好きになりました。
 キャシーってとってもあったかい子なんですね。
安斎都/ラツマPさん
 「アイドルにならなかったら”探偵”にはなれなかった」その視点は無かった……
 架空のものになるためにはアイドル(≒芸能界)に入るしかなかったんですね。
 あとラツマさんの「あ\んざいみ/やこ」のアクセント好きです。
岡崎泰葉/裏声さん
 またすっごいのを持ってきた……女性の強み以前にめちゃくちゃ強いです。
 劇団裏声の多彩さにはほんと毎回驚かされます。負けてられねぇぜ。
西島櫂/ききょーさん
 とてもぐっときました。西島櫂はオールの櫂。
 人生という波において、乗る船は変えられても、船を漕ぐのは己の手なんですよね。
高橋礼子/AstonGTさん
 歳を食うごとに、夢中になるものって見失いがちになるものですが、
 夢中になるものを見つけたときのパワーは子供にも負けちゃいません。負けてたまるか。
柳瀬美由紀★/59
 仮録りの時点で涙が出てて、送ることを決断しました。伝わったみたいでなによりです。
 コレで負けたらしょうがねーわ!と吹っ切れるくらいのモノができたのは初めてでした。



【第三部】
藤忍/デクさん
 面白かったけど、チャイムが鳴った瞬間にセクシー☆の講義を期待してました。
 いつか聴きたいな。それはそれとして夢の2乗っていい言葉ですね。
桐野アヤ/銀次ノ介さん
 熱くなれたのは負けたから、というのが熱い。Pも熱い。
大原みちる/シゲさん
 友達と過ごす……普通の時間を過ごすことが少なかった、というのはなるほどと。
 大原みちるが解らないのは相変わらずですが、大原みちるが好きになるプレゼンでした。
相馬夏美三才駅さん
 なんというか……お好きなんですね。よくわからなかったけど頭から離れない……w
黒川千秋/ターキーPさん
 呼び方の変化から突いてくるとは、これは担当Pならではですね。
 そういうアイドルの変化に気づけるようになりたい。
 あと大作さんが仰ってた「Pの憶測が大好き」とてもよくわかります。わたしも大好き。
桃井あずき★/ミッシュランさん
 上手く言えないんですけど、人生楽しそうな子だなって思いました。
相川千夏/猫草Pさん
 チナッタンは謎多き子ですね……チナッタン七不思議、解明されるといいですね。
月宮雅/まどかさん
 すごいなぁ……オーディションから始まる思い出話からの熱い言葉、ニクいですね。
 自分の夢でも他人に流されてでもない動機って確かに貴重な路線かも。
海老原菜帆/ジャグさん
 いろんなアイドルが居るから世の中楽しいんですよね。海老原菜帆は負けなかった。
綾瀬穂乃香/しゅんたPさん
 担当交換とは恐れ入りました。担当でなくても近くに居る距離感から生まれた奇跡か。
 努力の鬼である工藤忍が、努力の天才たる綾瀬穂乃香の側に居られるの、すごいなぁ……
白菊ほたる★/みくもさん
 開幕なんでウサミンなんだよw って思いましたがなるほど……そう繋げてくるとは。
 確かにほたるは倒産回数に対して年齢幼すぎますが、何歳からアイドルしてたのか。
 しかし、何度も合格してるという視点は面白い。不幸と同じくらい幸せがあったのかも。
服部瞳子/ジョルジュさん
 優勝。大好き。大好き。大好き。この心が奮い立つジョルジュさんの煽り方大好きです。
 これだけ個別に録音して、闘うときに聴き返そうと思います。
有浦柑奈/ていとさん
 もーもーもーずるいなーw 3分ってはえーなーw
 でもラブ&ピースもジョン=レノンも爺さん由来というのははっとしました。
真鍋いつき/terit_水属性Pさん
 ケバブ屋のおっちゃんの声がめっちゃツボです。似てますね……(?)
 こういう暑苦しさならぬ熱々しさ(?)がとてもよい。真鍋いつきはいいぞ。
 いつ盛りィ!はとてもいい武器になる気がするので流行らねーかなーと期待していたり。
栗原ネネ/りっぷるさん
 ネネくりは妹を笑顔にしたアイドルの力を信じてる。華奢に見えるけど格好いいんすよ。
奥山沙織/ヨロイヅキさん
 この発想すごくいい……確かに要素要素だけなら確かに他にもいる。
 他にもいるし、それが弱点でもあるかもしれない。でもそう言えるってことは、
 それを言っても大丈夫なくらい奥山沙織が強い、って信じてるんですよね。そこが素敵。
古澤頼子/マネキントさん
 1センチの背伸びで見えた光が、アイドルの輝きだったのでしょうか。
 ほんのわずかな気持ちの切り替えで、見える世界は変わるとは言いますが……素敵。
 それにしても、練習生のぶらり途中下車はなんだったんだ……(※人のこと言えない)



……



以上となります。
前回、妖精さんが怪盗のダシに使われた(もといネタが被った)ので、
今回はネタ被りしなくてほんとにほんとに安心しました。ガチだったから余計にね。

放送中でも言われていましたが、今回はとても早く時が過ぎたような気がしています。
今回は未ボイス限定でしたし、確かにバカ音源(いい意味でですよ)は少なかったですが、
それでもこれだけ多種多様なプレゼンが聴けるというところに担当Pの熱量と、
シンデレラガールズの可能性の広さを感じました。



あったかいですね。



改めまして、よしひこさん、大作さん、あいうえおさん、投稿者/視聴者の皆様、
ほんとにほんとにありがとうございました!



みんな見てね♪

【#俺達の少女A】柳瀬美由紀で送らせて頂きまして。

どうもわたしです。



 第一部17音源
 第二部17音源(わたしはここです)
 第三部17音源



俺達の少女A、お疲れ様でした。
今回はわたしの音源について色々語りたいと思います。


……


わたしは担当を25人抱えていていることもあり、最初から送る気満々でした。
少女Aの開催告知が来たとき、「送ってみたいなあ」ってぱっと浮かんだのが、

 岡崎泰葉  喜多日菜子  柳瀬美由紀  真鍋いつき  古賀小春

あたり。これまでは2回とも成宮由愛で出しましたが今回は最初からお休み確定。
とりあえずぱっと骨組みを作ってみて、
一番面白そうだった(※練習生に送らせて頂いたやつです)柳瀬美由紀に決定。

ですが、その柳瀬の原稿ができたときにふと思い出したんです。
しぐぴーさんの企画生「俺達のSmileHistory」に送った画像。



 



この画像を見て、「手紙を書きたい」と思いました。
実は手紙ネタ自体は第六回、鳥人間で送った時に成宮由愛で書いてボツにしたのですが、
柳瀬美由紀でこれを考えたときに、

 ①地元を離れて暮らしていることが明確
 ②ふるさとが大好きで、なおかつ家族・友達に関する言及がある
 ③14歳(中2~3)

といったところから、転校というキーワードが使えることに気付いて、
そこからはもう早かったです。
BGMは転校をテーマにした某ギャルゲーのED曲「スカートのポケット」。
ショートに加工したらちょうどよい長さになったので即決。



手紙の中身についてですが、
柳瀬の地元(とおぼしき場所)を調べたら、地元中学の生徒数が学年10人前後だったので、
思いついたメッセージをいくつか書いてみて、3分に収まる人数にしてみました。
熊が出た話も、その中学校で熊が出たニュースを見つけて使わせて頂きました。

修学旅行を札幌にしたのも、近辺の中学校HPを参考にしました。
北海道からの修学旅行先として東京というのはわりとあるようですが、
転校した子に会いに行く手段として「修学旅行」を使うのってなんか素敵だなって。
でもこの地域の修学旅行先は小学校が旭川、中学校が札幌でした。ざーんねん☆



メッセージ内容はもう純粋な言葉にしてみました(つもりです)。
というかこういう機会でもないと、純粋に「がんばれ」なんて言う事はそうそうないなと。
普段なら「現実見ろよ……」と言われかねない、悪く言えば無責任なエールを言える、
大きなチャンスでもあったので、それを込めてみました。

「早起き」「迷子」と柳瀬要素を僅かながら入れつつ、
いなくなって寂しい、アイドルになったとかすげー! テレビ見るよ! がんばってね!
などなど、素直な言葉ばかり選んだのもそれが理由。
音源中で「はるるんみたいになるのかな?」って言ったのも、
アイドル=天海春香という、安直かつ純粋な夢・気持ちを込めたつもりです。

人間、悪意がない言葉でも受け取り手が傷ついてしまう事ってたくさんあると思います。
わたし自身も以前、安直に発していた単語をばっさり叩き斬られて、
悪意がなかったとはいえ、担当Pに対して申し訳ないことをしたなと思いました。

ですが今回は中学生の手紙。
だから、友達もといわたしの脳内で安直に夢が広がる気持ちを大切にしたかった。
もらった側がどう受け止めるかはともかく、手紙として書く以上、
「応援したい」という気持ちに嘘偽りはないと思います。



  



今回はこの手紙を書いてから録音しました。
本編画像用でもありましたが、録音前に気持ちを込める意図もありました。
ちなみに封筒は写真と手紙を入れて、一旦糊付けしてから後日開封しています。
シールでデコろうと頑張りましたがちょっとアレな出来になってしまった上に、
よくよく考えたら表面を採用しないと意味不明になるのでカット。
ここまでこだわった理由はたったひとつ、こうしたら気持ちを上手く込められそうだから。

  



今回のプレゼンで一番怖かったのは「これはプレゼンじゃない」という点。
クラスメイト云々はすべて想像でしかなく、
背景設定をだいぶ詰めたために内容が通じるかどうかも、自然かどうかもわからず、
聴いて下さった方のご想像にすべて委ねることになりましたので、
正直かなりの博打だったと思っています。8役の演じ分けも課題がたくさんでしたし。

それを押して投稿した理由はただひとつ「わたしが泣いたから」
とりあえず録ってみたのを聴き直して涙がこぼれるなんて自分でもびっくり。
文言の微調整こそしましたが、もうこのネタで行こうと即決でした。

結果、2部トリという素敵な場所や、たくさんのツイート・コメントを頂けて、
とてもとても嬉しかったです。というかしばらく眺めてちょっと泣いてました。
皆様の心にあったかい何かを残せていましたらそれ以上の幸せはありません。



 



思うんです。
この手紙をもらった柳瀬はきっと、Pに故郷の話をするんじゃないかな。
そしてそこで語られる地元トークの数々は、Pが知らないことばかりのはず。
Pはアイドルと出会った後を知ってはいても、出会う前のことは聞くまでわかりません。

アイドルのことをそんなに知らなくても、Pにはなれると思うんです。

その気持ちを込めたかった。
今回のプレゼンは柳瀬の情報についてはほぼほぼ全く触れていませんが、
「柳瀬は北海道出身」ということだけ知っていれば通用する内容にしてあります。
クラスメイトから手紙を貰える、というところから色々想像できるようにしました。

秋の少女Aなのに季節を春にしてしまったことと、
入りで二年生全員だと言わなかったのでシチュエーションの混乱を生んだのは反省。
気付いてくれた人と最後まで分からなかった人、半々くらいでしょうか……?
過去のわたしの音源も繰り返して聴いて染みこむ型のものが多かったので、
もしかしたらそこら辺が癖になっているのかもしれません。



わたしは第五回少女AのYOSSYFRAMEさんのプレゼンが大好きです。

 「わたし、夢を見たいんです」

その夢を語りたい。夢を聴きたい。夢をたくさん持ちたい。
子供っぽいかもしれないし、到底実現不可能な夢かもしれない。
それでもいいと思うんです。
わたしは第七回少女Aのmitoさんのプレゼンが大好きです。

 「どこにでもいる平凡な人間でも、大それた夢を見ていい。馬鹿になっていい」

そのアイドルが引退するか、自分の手を離れていくまでは、
大きな夢を持っていたい。夢を持って歩いていたい。
叶わないことがちらついたとしても、アイドルが離れるより先に夢を捨てたくない。
そうした前向きな夢や熱い想いを聴いたり語ったりできるのがとても楽しい。
前に進んでいる皆様がとても格好いい。前に進むのが気持ちいいんです。
だから大好きです。俺達の少女A。



改めまして、7時間にわたる大番組おつかれさまでした。
音源を聴いて下さった視聴者の皆様、聴かせて下さった投稿者の皆様、
素敵なコメントをくださった大作さんあいうえおPさん、
そしてなによりすべてを運営管理調整してくださったよしひこさん。

本当に本当にありがとうございました!




【おまけ】アップしました。
 

【考察妄想番外編】アイドルの故郷はどこだ!~柳瀬美由紀の場合~

どうもわたしです。
しぐぴーさんの放送「俺達のSmile History」楽しかった……
皆様楽しい時間をありがとうございました。

わたしはこの放送に、
「乙倉悠貴」「柳瀬美由紀」「相葉夕美」と計3通送らせて頂いたのですが、
このうち柳瀬美由紀について今回は掘りたいと思います。



以前の考察妄想で性格や背景について掘りましたが、
今回は柳瀬美由紀の故郷にテーマを絞ってみたいと思います。


なおこの考察において、(関東在住の)わたしの感覚で発言していますので、
道民の皆様にとって失礼な言い回しをしている可能性があることをご承知おきください。
そしてそのことをまず謝罪させて頂きます。
あわせまして、本ブロマガにおいて言及する様々なことにつきまして、
貶めたり否定・侮辱したりする意図が全くありませんことを宣言させて頂きます。

また、もっともらしいことを言ってはいますが、
あくまでも探偵ごっこと言いますか、「そういう遊び」でしかありません。
公式や皆様の柳瀬美由紀観を否定・侵害する意図はまったくありません。

以上2点、予めご承知おき頂ければと思います。


(19.01.20追記)
柳瀬美由紀の出身地説、現在はわたしの中で「厚岸町」に変わっています。
このブロマガの説は記述当時のもので、現在のわたしの考えと違いますのでご了承下さい。
(追記ここまで)



 
うちの背番号3。3月生まれだから3。



さて、柳瀬の故郷を推察するにあたり、関連しそうなものを拾っていきます。
ありがたいことに柳瀬美由紀はおしゃべりなので、故郷について色々教えてくれたり、
今まで経験できなかったことをたくさん語ってくれます。
まずはモバマス
(※イベント台詞が追えていないので抜けがあるかもしれません念のため)

 「まだ都会の地図はよくわかんなくて」(N)
 「みゆき、遊園地ってはじめて! アイドルになってよかったぁ!」(テーマパーク)
 「海でしょ、山でしょ、プールに水族館!行きたい場所いっぱい!」(夏色ガール)
 「えっと……ずわいがに……だって」(カニ☆ピース)
 「ふるさとの味を知って欲しいって!フンパツしたんだって!」(同)

 「みゆきのお家の近くに遊園地ってなかったの」(ぷちデレラ)
 「地図って苦手なんだぁ……。特に、都会の地図は道も建物もいっぱいで」(同)


などなど。

ここでキーになるのは遊園地が近くに無いということ。
北海道の遊園地としては、
 北海道グリーンランド岩見沢
 ルスツリゾート遊園地」留寿都村(※室蘭近郊)
 「ファミリー愛ランドYOU」佐呂間町(※網走近郊。やや小規模)
 「きたみファミリーランド」北見市(※やや小規模)
 「こどものくに」函館市(※児童遊園地)
あたりが該当すると思います。

「近く」がどれほどの距離を指すかはわかりませんが、
学校行事でも行かないくらいの距離と考え、札幌近郊から室蘭、函館あたりは除外。
地図に関する言及から、いわゆる市街地の住まいである可能性も低いでしょう。



 



モバマスでは水産会社の娘だとは言及されていませんでしたし、
まだこの段階ではロマンは膨らむ一方なのですが、
ここにデレステでのセリフを重ねるとどうでしょう。

 「親の経営する水産工場のベテラン社員よりもカニ剥きが早い」(ウワサ)

 「道を覚えるのは苦手なんだ……だって、家の近くは一本しかなかったし……」(N)
 「都会にも、キレイなものはたくさんあるんだ……夜景とか!」(同)
 「牛乳以外の飲み物も、あるんだぁ……」(同)
 「北海道の牧場にあるソフトクリームもおいしいんだよ!」(夏色ガール)

デレステカニを扱う水産工場の娘であることが明かされ、沿岸部はほぼ確定。
モバマスズワイガニが実家から届いた情報とあわせると、
ズワイガニの水揚げがある地域の可能性が高いでしょう。

カニ以外の名物として「牛乳」「ソフトクリーム」を挙げているので、
北海道の中でも酪農業が盛んな地域である可能性が高いと思います。



さらにはモバマスの劇場において、


 


というものがありました。
この劇場が出たとき「この旅館は柳瀬水産の卸先なのではないか」説がTLで浮上。

この通りだと仮定して、
ゲームコーナーが置けるくらいの大きめの旅館(ホテル)が営業するであろう、
都市部か観光地が「近所(※車でけっこう走る)」にある地域なのではないか、
と考えました。
わたしは道民ではないので道民の距離感はわかりませんが、
だいたい20キロ圏内として想定しています。



これまでの情報を整理しますと、

 ズワイガニの産地カニ以上にメインとなる水産物がない地域がベター)
 *乳製品の主力産地
 *道が一本しかない
 *遊園地が近隣に存在しない
 *規模の大きな旅館(ホテル)がありそうな都市部か観光地が近隣にある

となります。
そしてこれらすべてに該当する北海道の地域を探してみたところ……




 



 北海道 紋別郡 興部町沙留(もんべつ郡 おこっぺ町 さるる)


ここに辿り着きました。
どこだよw とお思いの方が多いと思います。ここです。





オホーツク海側の港町で、稚内と知床のちょうど中間くらいの場所。
空港は紋別空港が最寄ですが、羽田からの1日1便しかないため、
レンタカー移動ならば網走近くの女満別空港を利用される方が便利かもしれません。
この地域の鉄道は既に廃線になっており、
高速バスや都市間バスも隣の紋別市までで、公共交通機関は路線バスのみです。



興部町「おこっぺ牛乳」というブランドが確立している酪農地域。
ソフトクリームの牧場も同町内に「ノースプレインファーム」があります。
卸先の旅館があると想定される都市部に相当する紋別市までは15キロ。
最寄の遊園地「ファミリー愛ランドYOU」まで60キロ弱。
道が一本しかない、に関しては地図をご覧ください。


 

 国道238号線「オホーツクライン」

「道が一本しかない」というのは、これを指しているのではないでしょうか。
わざわざ市町村内の一部分に限定しているのはこれが理由です。



 


興部町カントリーサインに描かれているのはカニではなくホタテ。
オホーツク海側はホタテの名産地で、興部でもカニはとれるようですが、
ずわいの産地としては紋別市枝幸町など、オホーツク海側でもたくさんあります。
ここがネックでずっと悩んでいたのですが、ずわいの産地である強力な証拠を発見。

 北海道 紋別郡 興部町沙留

これらにより、わたしはこの地を柳瀬美由紀の故郷であると推定しています。



 2年4ヶ月ぶりのSRかわいい。わたしのモバ歴より長い。



もちろん、この説が正しいかどうかはわかりませんし、
ここが正しいと決めつけるつもりもありません。
これからの情報更新でわたしの考えが変わっていく可能性もあります。

と言いますのも、柳瀬美由紀は「流氷」に言及したことがないので、
まずオホーツク海側であるかどうかさえ、明確な答えが出せないのが現状です。
さらに言うと、わたしは公式から明確な答えがほしいとはあまり思っていません。
公式の情報で特定されれば嬉しいですが、
こうしてロマンを高めておくだけに留めておきたい気持ちのほうが強いです。

 「ふーんこういうのもあるんだ」
 「なんだこの特定厨」
 「あっ柳瀬美由紀かわいい」

くらいに思っておいて頂ければこちらとしては幸いです。



 



真相はさておき、柳瀬の実家の地域をおおまかに推定できたことで、
沙留に鉄道が通っていた時代の写真を発掘しては、
柳瀬の両親が幼かった頃の生活を妄想するのが楽しくなっている今日この頃です。

名寄本線の駅名(沙留駅もあったそうです)でぐぐるとわかりますが、
鉄ちゃんたちのおかげで駅の写真がたくさんあるので、
いろいろ妄想できて楽しいんですよ。ほんと何やってるんでしょうねわたしは。

なお、沙留中学校は今年度で閉校になるそうです。ちょっとおセンチ。



ここまで読んで頂きありがとうございました。柳瀬美由紀かわいい。

【モバマス考察妄想】相葉夕美が秘めた想いとチョコレートコスモス。


18歳  158 81-57-80  O型  右利き  4/15  神奈川



どうもわたしです。
モバマス考察妄想、今回は相葉夕美。珍しく年齢が高いとか言わないでください。
見た目がキュートで控えめな子が好きなだけで、決して□リコン100%ではないのです。
最近は乙倉高気圧の影響か、カラッとした子に目が行くようで、
前々から気にはなっていた相葉夕美に注目してみたわけでございます。

さて、いつものお約束です。
この考察妄想はモバマスカード及び誕生日台詞をもとにおこなっておりますが、
あくまでもわたし一個人の主観・偏見に基づくものであります。
公式や皆様の相葉夕美観への干渉・アイドルおよび言及先を貶める意図はありません。
また引用台詞の表記揺れ・部分省略等はご容赦ください。




 


 「私考えたんだけど、あなたなら私の魅力をもっと引き出してくれるんじゃないかな?
  ってことで……お世話になります、プロデューサーさん♪」

相葉夕美モバマスにおいて、お仕事エリアボスとして登場します。
セリフの書き出しをするまで知らなかったのですが、
彼女はライブバトルを経て、他の事務所から移籍してきた組なんですね。
このPなら私の魅力を引き出してくれるって理由で移籍するなんて、なんつーパッション。

 「○○プロデューサーはどんなお花が好きかなっ」
 「○○プロデューサーにオススメの花は……うーん、悩むね」

そして所属してすぐに、花が見たい、お花屋さんに行きたい……なんて言い出します。
花の話しかしてないんじゃないかってレベルで話題がお花畑な彼女ですが、
それだけやはり、お花が大好きなんですね。
相葉夕美のお花好きは、自分自身を花にたとえるところにも表れてます。

 「私のアイドルとしての花、まだ咲いたばっかりだから」
 「私の誕生花は木蓮なんだ。花言葉は『自然への愛』私にぴったりでしょ?ふふっ♪」

ところで、モバマスには3属性あります。
「お花」のキュート、「宝石」のクール、「太陽」のパッション。

以前TLで、3属性の法則性について、
「自身をお花・宝石・太陽のどれに喩えたいかアイドルが選んだ」という説を見ました。
それにならって見ると、相葉夕美はお花大好きであるにも関わらずパッション。太陽です。

彼女はなぜお花じゃないのでしょう?



今回はそれを追ってみたいと思います。



 


 「ふふ、ねぼすけさんだね」

2枚目のカードにしてこんなこと言い出す相葉夕美。お花好きの朝は早いのでしょうか。
なんというか、相葉夕美を見ててとても思うのが、この子妹っぽいなって。
この子は一見お姉さんのような印象を与えますし、実際そうなっているときもありますが、

 「私の前ではリラックスしてね?癒してあげる!」
 「お団子、つまみ食いしちゃう?」
 「(彼女案の衣装を)一番最初に見せたくって…ポイントはイキシアの花だよっ!」
 「浮かれてないよ! ……少しだけ」

実は甘えんぼさんなのではないか、と思うことが多々あります。
色々考えましたが、最大の理由としては彼女がPを追って事務所に転がり込んできた事。
最初の時点である程度の信頼度があるので、Pに対する警戒心が薄いのでしょう。

 「(ゴデチアの花言葉)なんだか恥ずかしいな…あなたを、お慕いしています、だよっ」
 「お団子、あーんっ!」
 「○○さん、どうぞっ。ほらココ……ね?もっと近くっ!」
 「私の前ではリラックスしてね?癒してあげる!」

などなど、油断しているというか、気を許しているシーンがたくさん見られます。
気を許すにも様々あると思いますが、彼女の場合はグイグイ近づいてくるので尚更です。

 「私にとって○○さんは……お日さまみたいな存在かな?」

彼女はよく、彼女自身を花に、Pを太陽にたとえます。
相葉夕美が太陽の光を一身に浴びてすくすくと育つ草花であるならば、
草花は太陽の光を浴びようと一生懸命追いかけます。
Pをヒョコヒョコと追いかける少女の姿は、妹のように見えるわけです。



 


 「チョコと一緒にフリージアの花を……」

バレンタインのカード【甘い花束】での台詞です。フリージア花言葉は「親愛」。
相葉夕美はほとんどのカードで何かしらの花に言及していて、

 *イキシア(花言葉:秘めた恋)
 *ナデシコ(純愛)
 *コスモス(乙女の真心)
 *梅(忍耐)
 *紅葉葵(優しさ)

などなどたくさん出てきます。
気持ちを花に込めたパターンや、自分が育てている花、衣装の柄などで登場しますが、
そんな中にひとつだけ、変わった形で登場する花があります。

 「チョコレートコスモスって花があるんだって!バレンタインにぴったりだね♪」

それは、相葉夕美が知らない花
知らない花があること自体はどうでもいいです。
彼女はまだ18ですし、花の種類なんて無数にありますから、当然でしょう。
問題は、チョコレートコスモス花言葉



 *恋の終わり *恋の思い出 *変わらぬ気持ち



調べた瞬間「このやろう……」って思いましたよw
相葉夕美は【甘い花束】登場まで、
花と一緒にPに想いを贈ったり、衣装に柄をあしらったりしてきました。

 *秘めた恋 *純愛 *乙女の真心 *忍耐 *優しさ *親愛

それはどれも相葉夕美が知っているもの。
そして、相葉夕美知っている気持ち
ですが今回登場した、相葉夕美が知らなかったチョコレートコスモス花言葉は、

 *恋の終わり *恋の思い出 *変わらぬ気持ち

つまりこれらは、今の相葉夕美まだ知らない気持ち
いずれやってくるかもしれないし、やってこないかもしれない、
今の相葉夕美はまだ知らない、Pに対する気持ちなんだと思うんです。

相葉夕美は多かれ少なかれPに対する特別な感情を抱いているのでしょう。
女の子が想いを伝える日であるバレンタイン。
その日に出会った新しい花言葉がこれらだというのは、
相葉夕美が想いを伝える日に知った気持ちがこれらだというのは、あまりにも切ない……



もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、

相葉夕美は、佐久間まゆにとても似ているんです。




 



「……はい?」と思うかも知れません。

ですが、Pを追いかけて事務所に転がり込んできたというスタートがまず同じなんです。
やたらと2人っきりになりたがるところも似ています。
しかし相葉夕美佐久間まゆでは属性すら違う。
では何が違うのか。



……察するに、Pに対する気持ちの違いではないでしょうか。

佐久間まゆはPに一目惚れし、Pをまゆだけのものにしようとしました。
彼女がキュート……「花」であるのは、その香りで虫を誘い込む花の性質に喩えたもの。
自身の魅力でPを誘惑しようとした佐久間ならではだと思います。

一方相葉夕美は、Pとならアイドルとして花開ける、Pに育ててほしいと近づきました。
しかし、自身を花にたとえる相葉夕美は、なぜキュートではないのでしょう
その答えになりそうなものが、【甘い花束】の次のカードにありました。



 


 「ねえ、枯れない花って……あったら、どう思う?
  何年経っても、ずっと綺麗なままなの。大切な人がいなくなっちゃった後も、ずっと」

相葉夕美は自身を花によく喩えます。
Pと一緒なら大きく咲ける。そんな思いでPのもとへとやってきました。
そして実際に咲かせることができました。
言うなれば、今の相葉夕美は枯れない花、咲き続けている花です。

……ですが、先のセリフはこう続きます。



 「ヴァンパイアって、そんな感じだよね。きっと、さびしい



相葉夕美は、枯れない花になることは望んでいないのです。
ですがこれまでもこれからも、咲かせてほしいとは願っています
枯れない花と、咲き続ける花。
似ているようで、大きく違います。

 「ヴァンパイアの力で○○さんを誘惑したくないな。だって…望んで側にいて欲しいし」

彼女はよく自身を花に喩えます。ですが花であることに大きな意味はないのです。
たまたまお花が大好きだっただけ。夢中で愛情を注ぐ相手がお花だっただけ。
彼女にとって最も大切な部分は「愛情を注ぐ」というところにあります。

枯れない花は何もしなくても咲き続けます。
ですが普通のお花を長く咲かせるためには、やることがたくさんあります。
土の養分、水、陽差し。多すぎても少なすぎても、偏ってもダメ。
それらをバランスよく保つためには、その苦労に負けない愛情が必要なんです。
だから彼女は枯れない花になることを望まないのです。

相葉夕美がパッション……「太陽」である理由。
それは彼女の本質が、「愛情を注ぎたい」というところにあるから。
お花の世話をする時のような、陽差しのようにあたたかな愛情にあるからだと思います。



 


 「○○さん手を出して……大切な花びら、あげますっ」
 「フラワーシャワーには幸せを祈る想いが込められてるの。幸せになあれっ!」


子供の頃からお花が大好きだった相葉夕美
そのお花に注ぐような愛情で、みんなを包み込みます。
みんなが、暖かい声援で相葉夕美を包んでくれます。
彼女はPに自分を育ててほしい、愛情をかけて咲かせてほしいと願いました。
だから彼女はPに愛情を注ぎます。アイドルとして一生懸命応えるという形で。

 「見てくれた? 会場の真ん中で、たくさんの笑顔に囲まれて、咲いてた……私」

相葉夕美の願いは少しずつ、叶っているようです。
花冠を作ってはお姫様ごっこをしていた少女の頃そのままに、
これからも、相葉夕美とはこんなやりとりが続くのでしょうか。

 「甘酒でぽかぽかだよ」
 「わー、手が冷えたよ!○○さんの手は?……あ、温かい♪」

 「○○さんの歳の数だけ福豆を集めといたの。はい、あーん♪」
 「明日はきっと青空だよ♪」
 「聞こえるのは雨音だけ……世界にふたりしかいないみたい……?」
 「私の元気ももらってね!えい♪」

こうして台詞を拾っていくと、どんどん妹みたいに見えてきます。
ずっとお姉さんだと思っていましたけど、台詞を拾ってみると面白いものですね。


 


 「憧れだよ。だって、花嫁さんだし」

本当の結婚式の時、隣にいるのは一体誰なんでしょうか。
……きっと、相葉夕美ちゃんが大好きで大好きで大好きな人ですよね。
彼女は咲き続けたいと言いますけど、
もし枯れてしまったとしても、きっと次の種が芽吹いて、大きな花を咲かせてくれます。
冬を越す草花の強さを知っている彼女なら、必ずや幸せになれるでしょう。

 「私、大切な人のそばなら咲き続けられるよ、○○さん♪」

いつか相葉夕美が、祝福の花に包まれますように。









 「スカートだとちょっと寒い……ってあんまり見ちゃダメだよっ……もう」

ごめんちょ♪
ところで、わたしは事務所に所属するアイドルを原則苗字呼びしているのですが、
「相葉」って呼ぶの、ちょっとくすぐったいですね。

余談ですが、わたしの誕生花はユキノシタでした。いい花言葉だけど時季外れ……



ここまで読んで頂きありがとうございました。それでは。

【モバマス考察妄想】古賀小春とヒョウくんと、三人一緒の『シンデレラ』。


12歳  140 72-54-77  O型  左利き  4/1  佐賀



どうもわたしです。
モバマス考察妄想、今回は古賀小春。
わたしにとってはどうやら縁のある子のようで、
成宮由愛・氏家むつみとでブルームジャーニー、岡崎泰葉とでドリームシープス、
成宮由愛・望月聖とでドリームホープスプリング。
「古賀小春が入れば完成するユニット」が結構ありました。ロンです。

さて、いつものお約束です。
この考察妄想はモバマスカード及び誕生日台詞をもとにおこなっておりますが、
あくまでもわたし一個人の主観・偏見に基づくものであります。
公式や皆様の古賀小春観への干渉・アイドルおよび言及先を貶める意図はありません。
また引用台詞の表記揺れ・部分省略等はご容赦ください。



 


 「ヒョウくんぺろぺろです~」

古賀小春を見ていく上で、ひとつとても気になることがあります。
それはヒョウくんの年齢
グリーンイグアナの寿命は10年~15年前後とされていますが、
古賀小春とヒョウくんは一体どれくらいの期間一緒にいるのか。
これによって、わたしの中で見方が大きく変わってきます。



 「応援してくれる人のために、もっとがんばらなくちゃって思ったんです」

古賀小春といえば、割とほがらかというか、ふんわり元気な印象がありますが、
初期カードでは信じられないくらい後ろ向きな一面を見せます。

 「ほんとにみんなすごいです~。私なんてまだまだですね」
 「あぁ~迷惑かけてすみません~」
 「きゃあ!転んじゃった……」
 「覚えきれないですぅ~」
 「が、がんばります~!」


初期カードからの抜粋です。
これらの台詞で「古賀小春だ!」って言える人が果たしてどれくらいいるでしょう。
そうした動揺と不安に満ちた初期カードの台詞中から、ヒョウくんは登場します。

 「私の大親友、ヒョウくんのご飯……あの、虫ですよぉ?

という、ちょっと引け目を感じる言い方で。
よくある犬猫、ウサギ、文鳥といったペットと違い、見た目にも強烈なイグアナ。
サイズもご覧の通りで、そのエサとなる虫も平気で触れる。
思うんです。この子、一度はヒョウくん絡みで周囲から引かれたことがあるでしょう。



 


 「初めて人に見せますよ~
 「一人よりも楽しいです~」


古賀家はイグアナを飼えるくらいですのでかなりの富裕層だとは思いますが、
初めて人に見せる、ということは友達を家に招待したことがないのでしょうか。
この台詞から察するに小春は一人っ子。それも両親と触れ合える時間は長くなさそう。
そのためのヒョウくんであり、それが原因で家に友達を呼べないのではないか。

 「あ、プロデューサーさんならヒョウくんペロペロしてもいいですよ~?」
 「いっしょに虫を集めましょ~?」

しかし、小春とPとの交流は、ヒョウくんとの交流から始まるんです。
最近の小春はことあるごとにお姫様抱っこを要求してきます。ですがその最初は、

 「ヒョウくんかわいいですよねぇ。抱っこしてみます~?
  はいっ……えへへ……次は、小春もお姫様抱っこしてください~♪」

と、まずヒョウくんを抱っこさせて、そこからの連鎖でおねだりしてくるんです。
つまり何が言いたいか。

 1.小春の本質は引っ込み思案。一人っ子で寂しがり。
 2.ヒョウくんとの出会いにより、小春に「大親友」ができる。
 3.ヒョウくんの存在が周囲の目を引き、小春の引っ込み思案に拍車を掛けた。
 4.周囲に引かれた経験があっても、小春はヒョウくんを嫌ったりしなかった。

小春とヒョウくんの関係って、こういう流れなのではないか。
わたしがヒョウくんの年齢を気にするのはこれが理由。
子供にとって友達から嫌われることは一大事。ですが小春はヒョウくんを優先した。
小春とヒョウくんの関係がよほど深くないとこの方程式は成立しません。
そして、ここから古賀小春が導き出した結論が、

 5.ヒョウくんを受け入れてくれる人なら、信じても大丈夫。

なのではないか。



 


 「○○さんもおこた入りますか~?お隣どうぞ~♪
 「隣で一緒におねんねしますか~?○○さんは特別ですから、いいですよ~♪」

古賀小春にとってヒョウくんは人間の友達よりも大切な存在です。
ですが、ヒョウくんの存在が人間関係の障害になっているのは事実でしょう。
しかし、ヒョウくんがいたからこそ恵まれた人間関係もあった。
Pとの出会いのように。

 「お友達に○○さんのことを自慢してもいいですか~?」

身近に自慢できる人がいるって素敵じゃないですか。
誰かに自慢される存在になれるってなかなかないですよ。
そこまで大切にされるなんて、こんなに嬉しいことはない。
ですが彼女とPのふたりだけだったら、この出会いは生まれなかったかも知れないんです。

 「○○プロデューサー、ヒョウくん連れてきていいですか?」

初期カードのこのやりとりがなかったら、ここでPが拒否していたら。
小春がヒョウくんを飼っていなかったら。途中で飼うのを放棄していたら。
連れてきたくなるほど仲良しではなかったら。
古賀小春に特別な人/自慢できる人ができるのは、もっと先だったでしょう。



 


 「○○さん、下で待っていて受け止めてくださいね~♪」
 「小春はヒョウくん抱っこです~。○○さんは小春をお姫様抱っこしてくださいね~♪」

だから遊ぶときも一緒。小春・ヒョウくん・プロデューサー。三人一緒。
三人が一緒なら、もうどんな目で見られても大丈夫
だから小春はヒョウくんを外へ連れ出した。
事務所(現場?)に連れてきたのとは違います。公園です、不特定多数が見ています。
小さな子がイグアナ抱えて滑り台です。注目されないわけがありません。

 「もう一回、すべりたいです~」
 「普段と違う小春ですか~♪」


それでも小春はこんな笑顔で滑り台を滑る。
プロデューサーが見ている上から、ヒョウくんと一緒に。何回も何回も。



 


 「こんなかわいいお姫様になれるなんて、小春は夢を見てる見たいです~♪」

小春はことあるごとに「お姫様になりたい」と言います。
その理由は初期カードの段階で語られていて、

 「小春はみんなに好きになってもらえる、お姫様みたいなかわいいアイドルに――」

序盤で語ったとおり、わたしは彼女の本質を引っ込み思案・寂しがり屋だと言いました。
好きになってもらいたいって、つまりそういうことなんじゃないかな。
運動は苦手、勉強も苦手。引っ込み思案で、後ろ向き。
ヒョウくんがいるから寂しくはないけど、Pと出会ったら甘えたくなった。
そんな彼女が一生懸命頑張って、Pにほめてもらって、そしてお姫様になった。

 「ミドリはヒョウくんの色です。小春、ヒョウくんともお揃いですね~♪」

ですが、忘れてはいけない子がいます。
周囲から引かれても、小春はヒョウくんから離れなかった。それくらい大好きな子。
Pはヒョウくんを受け入れてくれた。だから小春はPに心を開いた。
Pと一緒なら、堂々とヒョウくんと一緒に外で遊べるようになった。
ならば。



 


 「どのサクランボが甘いかな~?ヒョウくんにもあげますね~」

ヒョウくんも好きになって欲しい。
小春のサインにおけるヒョウくんの大きさが、彼女の気持ちを表していると思います。
古賀小春とヒョウくんは一心同体。
ふたりで一緒にいるその姿を認めて欲しい気持ちは、きっと大きいはず。

 「ヒョウくんのファン?うれしいです~」

そしてそれが「ヒョウくんのファン」の登場により、ついに現実のものになります。
大好きな友達でありながら、同時に引け目でもあったヒョウくんの存在。
そんな小春の心の奥底に引っ掛かっていた何かが、ここで完全に取り払えました。



 


 「ヒョウくんには、タキシードがいいかも~」

このカード、劇場ではPと待ち合わせしています。
つまり最初はPがいません。小春とヒョウくんのふたりだけで街に出ています。
ふたりだけで街に出られるくらい、小春の不安は払拭されたんですね。

 『コハルの言うこと聞かない人は、お仕置きします!ヒョウくんが!』

そしてついに、ヒョウくんがお仕事デビューすることになりました。
小春も全力全開。語彙力は相変わらずですが、いつにもまして元気のような気がします。

 ヒョウくんと一緒の自宅を初公開し、
 ヒョウくんとPと一緒に公園の滑り台を滑って、
 ヒョウくんカラーの衣装でユニット曲を踊って、
 ヒョウくんと二人でお出掛けして、一緒に仕事もして。

……Pにヒョウくんを抱っこしてもらえたあの日から、
小春とヒョウくんの世界は大きく広がりました。

ところで、シンデレラの物語には、お姫様、魔法使い、王子様が登場しますね。

 「私がお姫様だったら○○さんは王子様ですね」

だとすれば、魔法使いはヒョウくんだったのかもしれませんね。
だって、王子様とお姫様を出会わせてくれたんですから。
小春がヒョウくんを大好きなように、ヒョウくんも小春が大好きなはずです。
ですが、ヒョウくんでは小春の王子様にはなれないんです。
お姫様には人間の王子様が必要なんです。

 「えへへ~。ヒョウくんと一緒に、誓いのペロペロしてあげますね~♪」

ヒョウくんの存在が小春の人間関係の障害になっていた、と先ほど言いました。
ですがこうして見てみると、ヒョウくんは小春を守ってくれていたようにも見えます。
小春が王子様と出会うまで、一番近くで小春を守っていた騎士。
そして、小春に王子様と出会うための魔法を掛けた魔法使い。
彼らの活躍によって、王子様とお姫様は結婚して、いつまでも仲良く暮らしたのでした。
めでたしめでたし。



 


 「○○さんとヒョウくんと、3人で写真を撮りたいです~♪」

小春は夢が叶ったと喜んでいますが、これも次の夢になるのでしょうか。

 「小春、結婚式って、キラキラのお姫様になれる日だと思うんです~」

小春は現在12歳。グリーンイグアナの寿命は10~15年とされています。
ヒョウくんの年齢が気になるいちばんの理由はここです。
だって絶対見て欲しいじゃないですか。
お仕事でもごっこ遊びでもない、王子様とお姫様の結婚式。
魔法使いの魔法が、灰かぶりの夢を叶えたその瞬間。古賀小春一番の晴れ舞台を。

 「この笑顔は○○さんへ~。夢が叶ったお礼です~♪」

絵本を閉じるのは、「めでたしめでたし」まで読んでから。
そうですよね、小春の王子様。



以上です。ありがとうございました。

【モバマス考察妄想】道明寺歌鈴のドジに隠されたアイドルの素質。


17歳  155 80-55-83  A型  右利き  1/1  奈良



どうもわたしです。
モバマス考察妄想、今回は道明寺歌鈴
好きなほうではあって、けどよくわかっていなくて、気になるけど近づく機会がない。
Pの生態の謎さ?も相まって、わたしにとって道明寺歌鈴はまさにそういう子でした。
センバツで言うところの補欠一位校から、ようやく舞台に上がります。

さて、いつものお約束です。
この考察妄想はモバマスカード及び誕生日台詞をもとにおこなっておりますが、
あくまでもわたし一個人の主観・偏見に基づくものであります。
公式や皆様の道明寺歌鈴観への干渉・アイドルおよび言及先を貶める意図はありません。
また引用台詞の表記揺れ・部分省略等はご容赦ください。



 斉藤洋子ではありません。……似てない?



道明寺歌鈴といえば「ドジ」のイメージが強いことと思います。
ですが、わたしが考察妄想をするにあたってセリフを書き起こして、
ざっと眺めてみた感想は「あ、こいつバカだな☆」でした。

具体的には藤忍堀裕子に近いものを感じて、とても大物の予感がしてなりません。
道明寺歌鈴の頭の中がどうなっているのか、ちょっと掘ってみたいと思います。



 「わ、わたしがアイドルですかっ!?ややっ無理ですよそんなのぜーったい無理です!」
 「わたしなんてドジでノロマで可愛くなくて……」

初期Rで、実家の神社で突然スカウトされるところから始まる彼女です。
こんなの誰だって動揺しますよね。
そしていざ活動を始めてみれば道には迷う、人違いはする……といいとこなし。
ですがそんなドタドタと同じカード、しかも特訓前でこんなことを言います。

 「○○さんとだったらアイドルになれますよね……いえ、なりますねっ!

いや、早くねーっすか?
アイドルになりたくてなった子ならこのスピードで決意表明するのはアリだと思いますが、
奈良の神社から突然都会へワープして、アイドルになって右往左往してた子が、
「なります」って宣言するの俊足だと思うんです。なりたいじゃなくてなりますですよ。
道明寺は台詞の端々に、頭がすっ飛んでる様子が結構窺えて、

 「その、ずっと、かっ、歌鈴のそばに……は、はうぅ~っ!」

と、一緒にいて欲しいとはなかなか言えないのに、

 「こ、今度○○さんのお部屋もお掃除しに行きますよ?」

これはスッと言えるんですよね。初期カードなんですけどね……
なかなか距離感が捉えられないというか、不思議な子です。

 (私だって、イロイロ成長したはず……)

フムフムなるほど……



 


 「い、いつまで見てるんですかっ!」

おっと失礼。
道明寺ってなんというか、慌ててるようなカードが多いですが、
全体的に眺めていると、とても堂々としているように見えます。
新春コレクションで、

 「お正月は大忙しなんです!ドジしてるヒマはないんです!

と言いますが、この子もしかして本番に強いタイプだったりするんでしょうか。
どうしようって悩む事は余裕のある証拠だって誰かが言っていましたが、
道明寺も、考える余裕が奪われるくらいに必死になる瞬間は、
案外ミスをしないのかなーなんて思ったり。

 「ステージの上ではドジしないっ……!」
 「う、歌っている時は噛まないんですけど……」

ことあるごとに緊張している彼女ですが、始まってしまえば堂々といけるのかな。
実家が神社ですし、神事で大人数がいる舞台は慣れっこでしょう。
神事という性格上、大怪我は許されない緊張感も身に染みているかもしれません。
ここ一番の集中力が高いってそれめっちゃ格好いいやつですよ道明寺。



 


 「はうぅ……じーっと見られると……」

おっと失礼。いいくびれだ。
とはいえ一度緊張感から解き放たれてしまえば、頭の抜けた女の子でしかありません。
改めて台詞を掘っていくと出るわ出るわ迷言珍言の数々……

 「○○さんも泳ぎますよね?泳いでくれますよね!?
 「黙ってればイケるよっ、うん……!」
 「オトナの歌鈴を見て!あ、そういう意味じゃ!」


海にやってきて明らかにテンションが上がっている図。
わりとすんなり水着になるあたり、自分の身体が武器であることも理解していますよね。
当初自信の無い子だと思っていましたが、わりと自信を感じさせるポイントは多く、
もっと言えば、こいつさてはおだてられると調子に乗るタイプですね……?

 「一筆入魂しました!だから今年はきっと大丈夫だと……いいなぁ
 「(絵馬に)○○さんのお願いごとも、一緒に書いちゃいますか?
 「○○さんっ!き、着物姿の私ですよ!特別ですよ!
 「今年の書き初めは『脱・ドジっ子』ですよ!」


新春のお仕事での図、ならびに誕生日をお祝いしたときの図。
なんというか道明寺って、いいこと言ってるのに最後すっ転ぶことが多いですよね。
書き初めで「脱ドジっ子」ってふつうの頭じゃ出てこないですよ。
言いたいことは分かるんですけどね、わたしはそういうトコだと思うんだ道明寺……

 「私、人気者です!ファンのみなさんだけじゃなく鹿さんにも愛されて……」
 「そ、草食系のファンの方に囲まれていますっ。あ、ツノが、いたたた……」
 「奈良はいいですね。実家あるし
 「柿食えば……おいしい……」


実家のある奈良で撮影したときの図。
撮影中?に鹿に囲まれながらも謎の語彙力を発揮するかと思えば、
鹿地獄から脱出して緊張から解放されたら突然コメントがすっ転ぶ、この緩急の差。
おいしい……とかもはや個人の感想でしかありません。鐘を鳴らせよ道明寺。

 「はわっ、槍!? 誰かを突いたこととかないですけど、やってみますっ」
 「柿とか取れそうですね。あとボール」
 「投げますかっ?投げませんね……」
 「たっ、助かりますっ!○○さんが投げ槍にならないでっ
 「○○さん!タヌキ!タヌキを追い払う感じでやってみますっ」

ツアーで槍使いの役が回ってきたときの図。もう説明投げていいですかねw
ほんっとに道明寺の頭の中がどうなってるのかが気になって仕方ありません。
全体的に言いたいことは分かるんです。よく見れば、あーなるほどってなるんです。
ただただどうしてその言葉のチョイスになるのか……

……ここまでで、わたしが彼女をバカではないかと言う理由が分かって頂けるでしょうか。
道明寺は自身がドジである自覚は多分に持っているようですが、
自身がバカである自覚を持っているようには見えません。



 


 「100回ドジすれば、1回くらいはすごくうまくできますよ!多分!

この台詞が象徴しているような気がします。せっかくいいこと言ってるのになぁ……w
なんというか、すっごく調子に乗るんですよねきっと。
そりゃー初期カードの時点で「アイドルになります!」なんて宣言するわけですよ。
言葉は悪いかも知れませんが、道明寺の「ドジ」って、

 1.道明寺がバカに調子に乗って、ドジをやらかします。
 2.周囲の目にドジったところの記憶が残ります。
 3.そしてドジっ子と周囲から言われるようになります。本人はとても気になります。
 4.確かにドジはやらかすので、道明寺はドジであると自覚しました。

……実はこんなとこだったりするのでしょうか。
わたしは、道明寺歌鈴の本質はドジではなくバカにあると思います。
そしてバカであるということが、道明寺歌鈴の最大最強の武器だと思います。
突然アイドルにスカウトされて、ドジだノロマだと言って動揺してた同じカードで、

 「アイドルになれますよね……いえ、なりますねっ!

なんて、「なる」っていきなり宣言。
周囲の人が見たら、スカウトされたくらいで大口叩きやがって……と思うでしょう。
ところが3枚目のカード(初SR)で、

 「わたし、○○さんに宣言した通り…歌鈴は、アイドルになりました」

と、本当にその通りにしちゃいました。
予告ホームランして本当にホームラン打ちやがったんですよ道明寺は。
賢い人ではなかなかこうはいきません。
なぜなら賢い人は先が見通せるから、余計な結末まで見えてしまうんです。

 「やった…!ランウェイの端っこまで、転ばずに歩けました!」
 「できるまでやればいい。教えてくれたの、○○さんです」


「バカ」は得てして悪い意味で使われます。
バカである、ということは賢くない、何も考えていないと言うこと。
ですが、何も考えていないということは、悪いことも考えないんです。
賢い人が悩んで止まっちゃうようなときでも、バカは走り続けられる。
これは長所と言っていいでしょう。

 「早起きは得意です。神社の子だし」

色々やらかすしそのたびに凹むけど、引きずらないし変に卑屈にならない。
仮にやらかしても道明寺は「私はドジ」という強い自覚があるので、
失敗したことはすべてドジで片付けることができますし、他人に甘えることもできます。

 「ドジな私には、○○さんみたいな人が必要なんです……」

賢い人なら原因をあれこれ探って歩みが止まってしまうところですが、
道明寺は切り替えて先に進むことができます。
確かに初期はバタつくし自己評価も低いですが、それはアイドルが不慣れな仕事ゆえ。

 「今年もよろしゅく!(噛んだ……)」

無自覚バカで、すぐ調子に乗って……とだけ書き出すとなかなかですが、
そこに大きな目標と走る道を用意してあげれば、その性質がジェット燃料になる。
輝けなくなったら終わりのアイドル業界で最も重要な素質を、彼女は持っているんです。
こんな逸材見つけた(ゲーム中の)Pほんとすげーな!






 「○○さんっ!き、着物姿の私ですよ!特別ですよ!」

そして、着物姿が貴重なのは事実なんですよね。
望月聖の時にも触れましたが、誕生日が国民的イベントと重なる/接近する子は、
誕生日という、自分が主役になれる数少ない瞬間をひとつ経験できません。
しかも道明寺の場合は実家が神社ですから、誕生日である1月1日は大仕事です。
神社を訪れる大勢の誰かがお正月を祝う姿を、
その神社の社殿の袖、あるいは社務所の片隅で見守ることしかできなかった。

 「神社での挙式をたくさん見てきました」

そう。お正月に限らず、道明寺はいつも祝う側でした。
祝われる側に立った経験は人より少ないし、誰かを祝うことは人一倍多かった子です。
ですからきっと、舞台の真ん中に立ちたいという気持ちはさぞかし強かったことでしょう。
大勢の誰かが、自分一人だけを見てくれる、そういう世界を夢見ていたでしょう。

そこに降って湧いた、アイドルのスカウト。
ドジでノロマな道明寺歌鈴がアイドルに飛びついたのは、
ずっと心の奥底にあった憧れが後押しした結果なのかも知れません。



 


 「あまり見つめられると、その……」

おっと失礼。てかこのPは道明寺を見つめすぎでしょ。……かわいいから仕方ないか!

……話を戻しますが、
誰かが幸せになる姿を見守ることも、道明寺は大好きだと思います。
神社の巫女という脇役として見守るか
アイドルステージで主役として見守るかの違いはありますが、
結局「自分が誰かの幸せの一助になっている」ということには変わりません。

 「元旦にケーキですっ!えへへ」

ずっと自分の誕生日は祝ってもらえなかったけど、
実家の神社で長年見てきた大勢の笑顔が、道明寺には素敵に映ったのかもしれません。
憧れや羨ましい気持ちが人を曲げてしまうこともありますが、
憧れというものは、どこかで見つけて初めて生まれるものです。



 


 「○○さんに、寄り添っていきます!アアア、アイドルとしてっ」

いつもは誰かが幸せになる姿を見守る側だった彼女が、主役の側に回る日が来ます。
お仕事としてではありますが、それでも憧れは憧れです。

 「本当の本番では間違えません!」
 「これが白無垢と綿帽子の重み……」

このカードで面白い点がひとつあって、
アイドルはブライダルにはしゃぐことが多いと思いますが、
道明寺は逆に、普段はしゃいでいるのにブライダルでははしゃぎません。

 「今日は失敗が少ないかも……なぜでしょうか」

”ここ”がどういう場所かを、神社の者としてよく知る彼女ならではかもしれませんね。



 


 「はぁ、はぁ……身体が重い……」

そうやって憧れを叶えてくれるわけですから、頑張っちゃいますよね。
バカだとか調子いいだとかいろいろ言ってきましたが、
そうしたものって大きなパワーを持っていますから、
うまく推進力にしてあげられれば、あとは勝手に進化しやがります。

 「○○さんに伝えたいな……この活劇、すごく楽しいって!」

これはえっらい大物を見つけてしまったなぁ……この子はアイドルですわ。



以上です。ここまで読んで頂きありがとうございました。

【モバマス考察妄想】森久保乃々は机の下で泣き、森へ帰らない。


14歳  149 73-55-76  AB型  左利き  8/27  神奈川



どうもわたしです。
モバマス考察妄想、今回は森久保乃々。
以前ツイッターで「アイドルを太陽or月に分類する」という遊びをした際に、
担当外(※当時)太陽枠として、真っ先に森久保乃々が浮かびました。
長いことピンと来ずに過ごしていましたが、一度光を見つけてしまえば早いもんです。

さて、いつものお約束です。
この考察妄想はモバマスカード及び誕生日台詞をもとにおこなっておりますが、
あくまでもわたし一個人の主観・偏見に基づくものであります。
公式や皆様の森久保乃々観への干渉・アイドルおよび言及先を貶める意図はありません。
また引用台詞の表記揺れ・部分省略等はご容赦ください。






 「親戚に誘われて……アイドルな一回だけって話だったんですけど……」

というわけでもりくぼです。机の下の恋人。
一回だけだからとアイドル稼業をやらされた挙句Pに捕まり、
あれやこれやと逃げる口実を立てては逃げ出そうとするわけですが、
逃げ切りたいとか、ずっと引きこもることを望んでいるかと言えばそれは否。

 「こんな私なのに……見捨てずにいるなんて……変わった人ですね」

森久保は温かい場所を求めています。
彼女の趣味は「ポエムを書くこと」「少女漫画」。
少女漫画のような世界に夢を見ているんです。憧れは抱いています。
ですがその想いは、彼女の自信のなさから、
ポエム帳という陽の目を見ない場所に書き綴ることしかできなかったのでしょう。

 「○○プロデューサーさん、あの……色々と……その……ありがとう……あう」

そこに差した光がアイドル活動だったわけです。
一人では怖い世界でしたが、Pに引っ張られて光の下に飛び出します。
ですがずっと暗闇にいたであろう彼女にとって、そこは少し眩しすぎました






 「んぐぐぐぐ……いーやーあー」
 「これだけ涙で訴えてもダメですか……○○プロデューサーさんはきちくです」

初SRのソロライブ。もりくぼはここでPに激しく当たることになります。
嫌だ嫌だと言い張りますが、その内にある気持ちは怖いだったでしょう。
それが証拠に、Pのことはわりとボロクソ言う彼女ですが、
アイドルそのものを悪く言う描写が(わたしが見た限りでは)ありません。

 「ソロライブとか命の灯が消えます……」

アイドルをする事自体は嫌じゃない森久保が、ここまで頑なに抵抗する理由はひとつ。
ここで失敗して、Pから見捨てられることが怖いから。
彼女にとってアイドルは、不釣り合いな存在です。自分がやっていいものじゃない。
でも目の前にいるPはそんな恐がりな森久保を見捨てません。ですが、

 「○○プロデューサーさんの机の下で、お仕事します……」

森久保は、森久保を見捨てないPから見捨てられることを恐れています。
自分にできないことをやって、失敗して、そうしてPから見捨てられる……
それを恐れているんです。
だから彼女の逃げ場所は常にPの近くの目立たないところ

だから机の下だと思うんです。彼女にとって最も安心する場所であり、最も怖くなる場所。
普通人間は、好きな物には近づこうと、嫌なものからは離れようとします。
森久保が離れないどころか至近距離にいたと言うことは、そういうことです。
これが森久保乃々にできる最大限の意思表示。

だいたいの人は、ここで森久保のことを諦めていたことでしょう。
ですがPは、森久保の不器用で精一杯な気持ちを汲んでくれました。






 「○○プロデューサーさんは世話焼きです……よくやります……」
 「○○プロデューサーさんはいじわるです。でもにくめないので……ずるい……」


ソロライブを乗り越えた次のカード【ハロウィンナイト】での台詞です。
Pの本心はさておき、森久保はPに多大な迷惑をかけていると思っていて、
それでも折れないPをきっと不思議に思いつつ、感謝しているのでしょう。

 「もう帰っていいですよね。森に帰るのです。……え、ダメですか」

そしてこのカードで初めて「森」というフレーズが登場します。
森久保はこれ以降、ことあるごとに森へ帰ろうとします。
なぜ森なのか? という問いは後ほど。






 「薄っぺらな私ですけど、チョコくらい厚く……。ぺったんぺったん……」
 「あの……チョコお渡しの係員ですけど……。ウソです、私が作りました」
 「私には……甘くないですけど……」

ところで森久保、さりげなく語彙力が豊富なんですよね。
こういったささやかなユーモアが森久保の人気の秘密だったりするのでしょうか。
「チョコお渡しの~」なんて現場で言われたらキュンときちゃいますよw

 「確かに森は好きです。でも猟師なんて無理なんですけど……」

打てば響くわけですから、そんなもんかわいがりたくもなるってもんです。
きっと頭の回転が速いのでしょう。
頭の回転が速いから、先を見通せてしまって、不安が大きくなってしまうのでしょう。
ですが森久保はひとりじゃありません。だから頑張れます。

 「○○プロデューサーさんは鬼です…
  だって応援されたら…もりくぼ、逃げ出せないですし…そのやさしさ、罪ですから」

森久保が恐れているのは徹頭徹尾「Pから見捨てられること」。
これだけ目を掛けてくれる大切な人です。
森久保乃々にとって最も安心する場所であり、怖くなる場所でもある。
なかなか面と向かって感謝はできませんが、こうして恐怖と闘いながらついていくんです。

 「確かにトレーニングをお願いしたのは私ですけど、こんなはずでは……」

そして森久保が恐怖と闘っていることをPもわかっていますから、
どこまでも森久保を信頼して、見捨てないんだと思います。
……もうここまで来たら、見捨てるもクソもないでしょうけどね。

 「衣装は赤、顔は真っ青です……」

でも余裕あるように見えるんだよなぁ。そういうとこだぞ森久保。






 「よ、嫁くぼとか……逃げますけど……」
 「結婚は責任重大、ですよ……○○プロデューサーさん」
 「あの、考え直してもいいんですよ……考え直しましょう……冷静に……」

そしていよいよ結婚の時を迎えます。いやぁ~早かったなぁ!(違います)
それはそうと、この反応ほんとかわいいですね。
このカード、森久保のこれまでの動き方を総合して見てみると結構面白くて、

 「(Pから返事を求められて)聞いて後悔してください……い、いいましたけど」
 「○○プロデューサーさんも一緒に逃げますか……一緒に……遠くまで」


いやぁーかわいいなぁ森久保さん(ニヤニヤ
そしてこのカードは以前の森久保とは違い、わりと気持ちを正直にこぼしています。

 「だって後悔させるのは嫌ですし……でもお別れするのは、もっといやぁ……うぅ」
 「大切な居場所ができても……逃げ場がなくなるのは……ダメぇ……」
 「嫌じゃなくて……怖いんですけど……」
 「もし結婚したら、夫婦ふたり、世界の果てでじっとするのが夢……」


ポエム帳を見せられるようになった森久保にとって、
Pに隠すような気持ちはほとんどないのかもしれませんね。

森久保は、Pがずっとずっとずーっと見捨てないで側にいてくれたから、
どんな怖いことにも立ち向かえました。そしてここまで来れました。
自分を信じてくれて、ずっと見捨てないでくれたPを手放せないと思いますが、
もしPから本当の意味でプロポーズがあったとしたら、
この子、どうするんでしょうね。それはそれは怖くなって、泣いてしまう気がします。






 「最後の1個、見つけました……。隠れてたのに、ごめんね」

やさしいんです。
Pは森久保に、森久保のままでいいんだって教えてくれたんだと思います。
一生懸命生きている限り、どんな森久保も森久保だって。
そこに良い悪いはないんだって。

それがあったからなのか、元からなのかはわかりませんが、
森久保はとってもやさしさに満ちあふれています。
そしてこのやさしさが、先の「森」の話にも繋がっていると思っています。というのも、







お気づきでしょうか。
彼女にとって「森」は、常に木漏れ日であふれています。
森と言ってもいろんな森があって、ホラーのような暗鬱とした森もありますが、
彼女の森は常に陽光が差しているんです。葉っぱに少し遮られて和らいだ陽光が。
太陽の光まっすぐではまだ眩しい。けど、太陽の光がいらないわけじゃないんです。

 「人のいない……静かな森のお茶会……。
  そうです、○○プロデューサーさん。もりくぼのお仕事は、こういうのだと……」


森久保乃々にとって「森に帰る」とはつまり、心安らぐ場所に帰ると言うこと。
彼女にとって、心が安らぐ場所というのは、どこなのでしょうか。

 「お茶にタルト、森の木もれ日……もりくぼの好きなモノ、たくさん……」

それは、森久保が求めるやさしさにあふれた世界。
森久保の大好きなものに囲まれた、夢のような場所。
ポエム帳に綴られているかもしれないような、森久保が大好きな絵本の中のような、
辛くなったときに森久保が逃げ込める場所。
悪い言い方をすれば、森久保の現実逃避の場所だと思います。

 「○○プロデューサーさんが一緒だと、小鳥たちも喜んでます……もりくぼも」

恐らくですが机の下は「森」ではないと思います。なぜなら現実に行くことができるから。
森久保にとって森とは、桃源郷でありつつ、でも本当にそこには行けないような場所。
アイマスシリーズの我々ファンにとっての事務所であったり、
アイドルたちに直接手が届く場所のことなのではないのでしょうか。

 「ふたりで森に閉じこもりましょう……ひとりでは……心細いですし」

森久保は「森に帰る」と言ったことはあっても、実際に森に帰ったことはありません。
それは、帰りたくても帰れない場所だからだとわたしは思います。
机の下のような物理的に行ける場所なら、すぐ飛んでいくでしょうからね。

 「今日は……帰りたくない、かも……」

そして今回お仕事で作った擬似的な「森」にPを招き入れたことは、
森久保にとってPがどのようなものかを象徴している気がします。
各々方がアイマスのアイドルたちに対して思うところは様々だとは思いますが、
「そこにあることで幸せを感じられるもの、ただし絶対に手に入れられないもの」
という意味ではわりと一致していると思います。が
森久保にとってのPは、つまりそういうことではないかと私は思っています。

 「○○プロデューサーさんがいない所に逃げるのは、もっと怖いので……」

いろいろな困難を乗り越えたとはいえ、まだまだ怖いものは怖いみたいです。
森久保は初期Rで「ありがとう」と直接言って以来、
Pに対してはありがとうと言っていません。(※持ってきた仕事に対してならありますが)
今はまだ心の余裕がないのかもしれませんが……いつか、言える日が来るのでしょうか。
そしてそれは、どのような場面になるのでしょうね。

 「おかわり、しますか……もう3杯目?4杯目?まぁまぁ、もう1杯ぃ……」



何杯目かわからないお茶を頂きつつ、今回の考察妄想を終わりにしたいと思います。
いつになく長くなりましたが、ここまで読んで頂いた皆様、ありがとうございました。